昨日はアメリカが休みであった。だから始めからあまり動きそうもない1日になるだろうとの見込みが強かった。だから誰も積極的にポジションは取らないという感じ。アジア時間では中国のGDPが発表されたが、あまりマーケットを動かす材料にはならなかった。それも参加者が少ないためでもあろう。
ドル円はやや重くて104円ちょうどをはさんだ動き。ドル円は今年のレンジの半値である104.15を下回ってきたことで、一時的な売り圧力が強まっているようだ。このテクニカルの面からの動きがどこまで続くのかが、アメリカ休み中での海外市場での注目点となった。
それでもやはり欧州時間になっても、流れは同じ。ほとんど動かない。私もたまにしか画面を見なかったが、ほとんど動きなし。為替相場はアジア時間のレンジを抜けきれない。ただちょっとユーロドルにショートカバー気味の買いが入っているようで、やや高めに推移。先週末に大きく落ち込んだ分の調整でもあるようだ。
だからといってポジションを作ろうという気にはなれないほどの静けさだ。グローベックスも半日営業で早々にクローズする事だし、早めに寝て、翌朝から活動したほうがよさそう。下手に何もせずに寝ることにした。
今日は朝からドル円が上昇。邦銀勢が中心の買いだが、昨日の高値であった104.31も早々に抜けてきた。ランチタイムの頃には104円台のミドルに到達。それにツラれて日本株も上昇した。リスクテークになっているのは間違いないが、グローベックスでの米国株、特にS&P先物はもう歴史的な最高値にあとちょっとのレベルまで上昇している。
こうなっては、ちょっと円ショートにはしづらい状況だ。むしろ104.15がネックラインのようにふるまっている以上は、ここは押し目買いスタンスで臨むゾーンに入ってきている。さて今晩は大きな経済指標は19時発表のドイツの景況感しかない。だから高値追いをしている欧州株、および米国株の動向がマーケットをリードすることになるだろう。
ドル円はこのまま上昇して、105円台に乗せされるのかどうか。またニューヨーククローズ後にたくさんの企業決算が控えているので、アジアオープンまでのマーケットの材料にはなりそうだ。とにかくニューヨークオープンとニューヨーククローズのあたりに注目したい。
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