ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

ザイFX!キャンペーン比較
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

意表をつく利上げ時期前倒し!
リスクの視点で私はドル円ショート

2014年03月20日(木)16:14公開 (2014年03月20日(木)16:14更新)
持田有紀子

【ヒロセ通商】ザイFX!限定 最大11000円キャッシュバック実施中!

 昨日はFOMCであった。100億ドルの緩和縮小が予想されていた。すでにそのタイトニングの大部分を織り込んでのドル円101円台なのだから、格別なことがない限り、ドル高にもドル安にもならないものと思われた。ただイエレン議長にとっては初めての議長としてのFOMCだということで、終わった後の会見も含めて多少の注目を集めていた。

 私はFOMCでは動かないと考えていたので、あまり積極的にはポジションを作ってリスクを取りたくはなかった。ましてや様子見の続く欧州時間では、ポジションを持ったらそれだけで疲れてしまうだろう。私は欧州時間を捨ててかかって、ノーサプライズだろうと思いながらも夜中のFOMCを見ることにした。

 そしてFOMCの直前ではドル円が101.70あたりで、日中の最高値圏で張り付いていた。ユーロドルもこのところずっと下げ渋っているが、1.39台を保っている。いつ大台が上にズレてもおかしくない状況だった。FOMCでは政策金利に変更はなし。緩和縮小も100億ドル規模で決定された。ここまでは予想通り。

 それなのにドル円が急激に102円台へジャンプアップ。やはりテイパリング、すなわち金融引き締めのほうが重大視されているのだろうか?ユーロドルも50ポイントほど急落している。完全なドル高だ。あんまり動かないだろうと思っていた私にとっては、意表をついた値動きだ。

 米国株を見ると急落している。うーん、これはただの緩和縮小ではなさそうだ。何が出たのだろう。別のフレッシュな材料が出ているはずだ。もちろん理由を探りにいろいろなニュースソースを漁りにいきたいが、そんなことをしているうちに相場のほうが先に走ってしまう。先にドル買いをしておこうと思った。

 ドル円の102円台を買って行くのはいかにも買い遅れ感がいなめないので、ユーロドルを売っていくことにした。すぐに売ったつもりだったが1.3381でしか売れなかった。とりあえず1.3900で買い戻しのストップ注文だけ置いて、そして原因究明に取りかかる。

 声明文でも想定の範囲内のことしか出ていなかったが、別に出た金利予測の中で、利上げの時期が早まるだろうとも取れる結果が載っていた。だから米ドルの金利は短期も長期も上昇に向かっているのだろう。そしてこれがドル高を導いたのだろう。ともかくも後はマーケットの値動きとの勝負である。

 ユーロドルは1.39台には戻さなかった。私の暫定的なストップロスは回避されて、そのまま一段安へ。言うまでもなくドル円も高い。私もユーロドルの買いストップをトレイリング的に少しずつ下げていった。つまりそのときどきの最安値のポイントよりも15ポイントアゲインストでポジションをクローズしてしまうというもの。

 ユーロドルは1.3845まで下がった後のリトレースの過程で、私のストップ注文はついてしまったので相場の端から端までは取れなかったが、また売り込んでいくだけの余力もできたことで成功だったと言える。

 金利が上昇したのだから、米国株も下落した。それでリスクオフかと思えば、ドル円は102円台。ドルの魅力が増したという力のほうが強かったようだ。そのため日経先物はニューヨーク時間ではむしろ上がってしまっている。米国株の動きを無視した日本株の動きは正しいのかどうか、それを試すのが今日のアジア時間であった。

 やはり東京市場では日本株は重く始まり、午後には一段安を喫した。ドル円が102円だからと言って日本株を買ってスタートした向きの投げ売りも巻き込んでいるようだ。それにしたがって私もドル円をスモールでショートに振ってみた。102.40だ。とりあえずポジションがスモールであることもあるし、昨日の高値である102.67を越えたらストップアウトするという軽い感じで構えている。


日本時間 15時20分

 


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時)
0.3pips原則固定
(9-27時)
1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年11月5日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

外為どっとコム
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
メキシコペソ比較 人気FX会社ランキング 田向宏行
メキシコペソ比較 人気FX会社ランキング 田向宏行
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る