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ポール・サイ
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

FOMC議事録でドルが一段高、
最高値圏の米国株の反応要ウォッチ

2014年08月21日(木)15:23公開 (2014年08月21日(木)15:23更新)
持田有紀子

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 いよいよドル円が103円台に完全に乗せてきた。これは今年のレンジの半値である103.07を上抜けてきているので、テクニカル的にも買っていってもよいかと思われる状況だ。年の後半はレンジの上半分でやる可能性が出てきたということだ。欧州序盤ではドル円は103.20当たりをウロウロ。為替相場の基底にあるドルの全面高ということもあって、ユーロドルは安値攻め。1.33台を割り込んできた。

 ドル円を買おうと思っていても、目の前でユーロドルの下げが現れたのだから、ついユーロドルを売ってしまう。1.3292で売ってみた。もちろんドル円の値段に変化が出てきたら、ドル円もダブることにはなるが、買ってみるつもりだ。イベントも夜中の議事録までは何もないので、マーケットは短期的な需給にしたがって進むしかないだろう。

 グローベックスでは米国株がさらにラリーをして、今年の最高値と並んだところまで上昇している。まったく先週までの地政学的なリスクの高まりで大きく下がっていた株価は何だったのだろう…。

 ニューヨーク時間前のユーロドルの下げは、1.3275アラウンドまでだった。戻ってきたので、1.3284で買い戻した。まあ次はドル円で勝負すればよいといった軽い感じ。夜中の3時まで動きそうもないと思ったので、早々に寝て早起きすることにした。

 2時半くらいに起きた。ドル円もユーロドルも、寝る直前に見たレベルとほとんど変わらない。ユーロドルは1.33台まで戻しきれなかったようだ。FOMCの議事録といっても、格別に違った見解が出てくるものとは思われない。それでもマーケットが勝手に解釈して動き出すかもしれないので、とりあえず動いた方についていきたい。今週に入ってドル高の流れは鮮明になってきているのだから、マーケットはドルの買い材料を期待しているはず。

 3時を回ると、米国株は下げに転じ、ドルは上昇に向かった。中身はまだ文字のニュースになっていないが、きっと利上げに関する協議でも出たのだろう。私も買いたかったドル円を103.53で買っていった。昼間のレベルから見ると出遅れ感はいなめないが、これは安全料だと考えて我慢するしかない。

 その後のドル円の上げは103.75くらいまでで、その後の伸びはイマイチ。下がらないからポジションを持っていられるものの、戻しの高値から10ポイントも下がろうものならば、それで高値追いは終わりだということでポジションカットである。利上げを嫌って下げていた米国株だったが、ニューヨーククローズに向かって上昇。

 S&P先物は歴史的な最高値をほんの数ポイントであるが、更新してきた。ドル円も一段高に向かったが103.80を越えるのがやっと。アジア時間の午前中までドル円のロングを持ち越してもいいかなと思ったが、ちょっと眠くなってきたので、103.78でやめてしまった。

 今日は仲値決めを過ぎても、ドル円の買いはおさまらず。昨日の高値であった103.83をも上抜けしてきた。しかし11時前に出た中国の景況感が悪かったので、一歩足踏み。今晩は住宅関連やセンチメント指数がいろいろ出る。米国株は歴史的な高値に位置しているので、それを越えてくるかどうかが要ウオッチとなる。それに合わせてドル円のポジションを合わせ打ちすることになるだろう。


日本時間 15時15分
 

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