金曜日は感謝祭明けのブラックフライデー。アメリカがほぼお休みモードだろうと思われた。市場の参加者も少ないはずで、為替相場もあまり動かないだろう。注目は木曜日のOPEC総会での決定の消化具合である。もっと原油価格が下がるのか。それとも多少なりとも反発をするのかである。原油価格の行方はドルの価値に直結しているので、無視するわけにはいかない。
欧州序盤ではドル円は118円台の前半。ユーロドルも1.24台のミドルまで下がってきているので、ドルの全面高であることには間違いがない。原油価格の下落が、ドル相場を押し上げているという状態は、OPEC総会が終了してから半日たっても変わりはないようだ。欧州時間になっても原油価格の戻しは鈍い。木曜日に67.75ドルまで安値を付けた後も、戻しは68ドル台でウロウロしているのみ。戻しはほとんどない。
そこで私も恐る恐るドルロングにしようと決めた。日本株も、グローベックスでの米国株も高いのだから、同じドルロングにするならばリスクテークに合わせるようにドル円を買ってみる。118.13だった。ストップロスは118円ちょうど割れでよいだろう。これでしばらく待つ。アメリカ発の材料もないので、米国株が始まって新しい需給が入ってくるまで待たないといけないのかもしれない。
欧州時間ではドル円は118.10から118.30くらいのレンジに収まった。ユーロドルが反対に50ポイントほども上がってきたので、ユーロ円が上がっている。同じドルが上がるならばユーロドルのほうが先に1.23台に突っ込むものかと思っていた私にとっては、このユーロの切り返しは意外だった。それだけドル円の買い意欲も強いのかもしれない。
私は土曜日に客人の予定もあったため、朝から色々とやらねばならないことがあったので、ストップ注文だけそのままにして寝た。夜中にドル円は118.50を超えてきたようだ。そしてそのまま高値引け、これで次の週明けもちょっとはジャンプして始まるかと期待した。
ドル円は確かに上昇して始まった。しかし119円ちょうどで何度も止められた感じである。私は午前場、118.90でいったんはポジションをクローズした。しかしまだまだドルブルである。今度は119.00をクリアにブレークしてきたら、それについていってみようかと考えている。しかしリスク回避の動きが鮮明になってくるかもしれないので、要ウオッチである。
日本時間 15時10分
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