昨日のアジア時間では日本株が急騰。その直前のニューヨーククローズでは日経先物は16500円台であったのに、東京クローズでは16800円台まで戻しきった。メインは日本人の買いであるのはいうまでもないが、前日の注目されたロシアの通貨が下がっていないとか、原油相場が下がっていないのが、主な買いの理由に挙げられたようだ。
しかしロシアの通貨は管理通貨である。欧州時間でしか公式には取引されていない。だからアジア時間は動いて否のだが、それで安心だといってリスクテークしてしまったのも、危ないことだとはいえる。ドル円は116円台から117円台に乗せてきて、欧州序盤ではドル高の動きが強まった。
そしてロシアが安定化策を示した。内容は為替相場への実弾介入が主体なので、それで危機を乗りきれるかはわからない。あくまでも一時的なショックアブソーバーの息を出ないようにも思える施策だ。それでも目先のルーブル下落には歯止めがかかったようで、マーケット全体がますますリスクテークに傾いていく。ドル円も117円台の中盤まで買い進まれた。私もドル円のロング参戦したが、3回目のロング攻めで相場が反転し、損切りさせられたので、その時点で取引はやめた。夜中のFOMCまでは休もうと思った。
そして夜中のFOMCだ。ドル円は117円台の後半まで上がってきている。ユーロドルも1.23台まで沈むなど、為替相場ではドルの全面高で進行していた。やはりFOMCでの文言の変更がトピックになっているのだろう。しかし直近の材料として原油価格の急落や、それにともなうロシア危機も起こってきている。
これらをある程度でも配慮するのであれば、声明文は従来のようなマイルドなものにならないといけない。そこでFRBのスタンスを読み取りたいところだ。そうなると結果発表の直前に動いてしまったドル高の流れも修正を余儀なくされるだろう。すぐには文面に触れることはできないが、そこは為替レートの変動で想像するしかない。ドルが反転・下落したならば、文言のドラスティックな修正はなかったのだろうということで、ドル売りで入ってみる。
そして実際の動きとしては、ファーストアクションではドル売りで動いた。ドル円は117円台の前半まで下落。私も売ろうと考えていたので、117.44で売ることができた。しかし下げは117.05あたりで止まってしまい、急速に買戻しモードになってきた。
戻るとなるとスピードは速い。私も即座に買い戻した。その後はイエレン議長の会見で、すぐには利上げをしないことが繰り返された。マーケットは安心感からリスクテークに。米国株は大幅高となり、ドルも全面高に。ドル円は118円台の後半まで上がりきった。
さて今晩は昨日のリスクテークが正しかったのかどうかを試される一日となりそうだ。米国株が続伸するパワーがあれば、ドル円の118円台を買っていってもいいのだろうが、ちょっと118円台でロングにするのは短期的なトレンドフォロー以外は手が出にくいところ。ユーロドルのさらなる下落でも確認しないと、ドルロングでキープするには危険ゾーンにあると見ている。
日本時間 15時20分
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