昨日の欧州時間では、EU側からギリシャの債務問題に関して譲歩案が出そうだということで、マーケット全体に楽観ムードが高まった。ドル円も119.25アラウンドに置かれていた大量のストップロスを誘発して、119円台のミドルまで上昇。
肝心のユーロは若干の乱高下を見せたが、結局は狭いレンジ内の動きにとどまった。リスク許容度は増大して、米国株は大きく上昇。クロス円も買い戻しが急がれている。
今日は日本が休み。そのうえ、海外市場でもイベントが少ない。動意に欠ける時間帯が続きそうだが、欧州財務相会議からの発言には注意を払っておきたいところ。ギリシャ問題から別の懸念が噴出するかもしれないからだ。
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