昨日の欧州序盤では、ドル円は119円台の後半、そしてユーロドルは1.08台の後半であった。アジア時間を通じてドルは売られてきた感じが強い。そこで私もトレンドフォローでいこうと思って、ドル円を119.84で売りこんでいった。ついて欲しくはないが、とりあえずストップ注文を120.00で置いておく。
欧州時間では小動きだった為替相場も、ニューヨークオープンが近付いてくるにつれてややドル買いの勢いのほうが強まってきた。ユーロドルが徐々に軟化。1.0850を割り込んできた。こうなるとドルショートは持ち心地が悪くなる。
私もドル円を買い戻そうと買い場探しに専心したが、同じ値段で買い戻すのがやっとだった。いや自分がポジションを作ってからというもの、ドル円は20ポイントも動いていないのだから、そもそもドル円で勝負しているほうがおかしい。
ニューヨーク時間ではドル高が進んだ。ドル円は120円台に乗せてきて、ユーロドルの下げも目立った。FOMCの議事録が発表されたが、中身に驚くべきものは少なく、依然として利上げ時期に関しては意見が分かれている模様だ。私は夜は見ていなかったが、朝になって120円台のドル円を目にしたので、またドル円は120円ちょうどのレベルをネックラインにして動くのではないかと考えた。
つまり120円ちょうどより上サイドにいる分には、やはりドルの押し目買い意欲が強くなり、したがって自分もドルブルで臨む。反対に120円ちょうどを割れてきたら、今度は戻り売り姿勢を基本にする。朝が120円台に乗せてきたので、今度は早朝のセッションでドル円を120.12で買ってみた。
もちろん東京時間の朝の仲値決めを当てこんだ面もある。それで10時前をひとつのタイミングの基準にして、利食い場を探った。仲値が決まるまでのドル円の高値は120.37までで、その後はなかなかキャップされて上抜けしない。私も早々に120.31でやめてしまった。
日本株が堅調で日経平均株価が2万円大台にあとわずかのところまで上がってきている。だから円ショートのままでよさそうなものだが、株価が高い分だけ高値警戒感も高まっている。注意を要する状態であるので、短期トレードになるのも仕方がない。
今晩も経済イベントが少ない。やはり見どころは米国株を始め、リスクのありようということになるだろう。
日本時間 15時10分
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