昨日はアジア時間でドル円がやや上昇。119円台の後半まで上がってきた。そうしたドル上昇の勢いも手伝って、ユーロドルのほうは下落。せっかく先週まで上がり続けてきたのに、ユーロドルのほうは一服という動きだった。
簡単な調整で終わるものかと思っていたが、ユーロドルの下げは結構きついものとなった。私は押し目買いスタンスでユーロドルを見ていたので、何度か買ってみてはすぐに逃げるを繰り返すハメに。なかなかベア転できないでいた。
ニュースではチラホラとギリシャの債務返済の問題が取りざたされている。ギリシャの銀行が担保不足であるとか、EUとの交渉が難渋しているとか。それのせいなのか、ユーロ売りがかさんできた。ニューヨークオープンにかけてはユーロの下落がいっそう顕著になって、1.13台のミドルまで到達。
短期的なユーロロングはほとんど切らされたかなとも思えたが、なかなかユーロドルは反発しない。ユーロ買いもしてみたいし、ユーロ売りもしてみたい。もうちょっと様子見をするしかない(涙)。
ニューヨーク時間ではイベントがなかった。だから材料に不足するわけだが、ドル円もユーロドルもドルの高いほうで張り付きのまま。ギリシャ問題があるにもかかわらず株価の押しは浅くて、下がらないならば買うぞというインタレストをかえって導き出しているようだ。
米国株は簡単に歴史的な高値を抜いてくる。ドル買い要因とユーロ売り要因に挟まれて、ユーロドルは1.13台の前半まで押し込まれた。結局、ユーロドルの1.1350以下では手を出さずじまいとなった。
ドル円は120円台に乗せてきたりもしたが、120円台はオファーが厚いようである。今日のアジア時間でも120円台の重さを確認された形になっている。ユーロドルが重い足取りなので容易にドル円も下がらないだろうが、逆にいうとユーロドルの反発時期がドル円の急落をもたらすかもしれない。
それだけドル円の売りたい意欲は、目先多そうにも見えるからだ。時間はかかるかもしれないが、ドル円のショート攻めを狙っている。
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