昨日はアジア時間で中国株が堅調だったので、マーケット全体がリスクテークとなった。ドル円は朝かたの124円台の前半から124円台の中盤まで、ゆっくりとではあるが、着実に上がってきた。それが欧州序盤でドル買いがちょっとだけ加速して、124円台の後半まで上昇。
先週末のアメリカの雇用統計で下げたドル安の分をほとんどすべて取り戻した格好だ。また欧州株も堅調にスタートしたので、グローベックスでの米国株も強い。こちらも雇用統計でのダメージから完全回復した。
私はお盆入りということもあり、あまり乗り気ではなく、ノーディール政策をやろうと考えていた。しかし株価上昇、そしてそれにともなうリスクテークによるドル円、ユーロ円の上昇を見せられては、手がうずいてしまう。我慢できなくなってドル円を124.60で買ってみたが、自分が買うとも相場が上がらなくなった。
ドル円は124.50で投げ売りのストップ注文を置いて寝てしまっただが、翌朝、PC画面で調べると損切りがしっかりとついていた。結局、昨日の海外市場では、欧州時間ではドル買いが進んだが、ニューヨーク時間ではドルの利食い売りが優勢となったようだ。FED関係者の発言がいくつかあったが、意見は様々で要領をえない。それが相場を動かしたとは考えにくい。
さて今日もマーケットの材料は少ない。ドイツの景況指数が出てしまえば、後は米国株の買いが続くのかどうかだけしか、見るものがない。基本的には今日も相場に手を出したくはないところだ。昨日のこともあるし、慎重に行きたいところだ。
日本時間 15時20分
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