昨日は日本株がアジア時間で急上昇。それにしたがって円安圧力も強まった。欧州序盤ではドル円は120円台のミドルアッパーをうかがう展開となった。そしてニューヨークオープンの頃合いにはドル円は121円台にも乗せてきた。
ユーロドルも下がっているので、ドルの全面高の形となっている。グローベックスでは米国株もツラレて大幅上昇していたので、これで9月利上げは確定的になったという観測も強まったからだろう。
昨日はトレードもせずに早々に寝てしまったのだが、早朝のセッションに参加するため、早起きした。朝の4時くらいから相場を見始めたのだが、あれだけ大きなゲインを得て高かった米国株が下がっていた。そしてさらにニューヨーククローズ間際でも一段安して、前日比でマイナス転してしまった。
日経先物も700円以上落ちている。これはリスクオフになるだろうと考えて120.48でショートにしてみた。とりあえず120.60で買い戻しのストップ注文を置いてみたが、相場は上がってきた。
運よく損切りがつくには至らなかったが、次の押しの段階で同値で買い戻すハメになった。そうした経緯もあって、その後のアジア序盤からのドル円の下げには乗れなかった(涙)。
今日の昼の14時ちょっと前に、自民党の議員が「追加緩和は10月末の会合で」と発言した。ちょうど株価が垂れてきている最中だったので、何か切り返すチャンスを求めていたところだった。
それもあってマーケットは急激にリスクのショートカバーが入ることとなった。日本株も猛烈に切り返したが、ドル円も121円台を回復するなど、その戻しは激しいものがあった。
しかし内容が内容だけに、根拠が足りないものだ。議員の単なる希望的観測に過ぎない。なあんだ、議員のコメントのせいかという感じで、原因が判明すると、その理由の薄弱さでどっと円は落ちるのでは?私はそう考えてドル円を120.90で売りこんでいった。
でも121円台でドル円を売るのには間に合わず。こんなに上がることは想定していなかったので、前日の高値が存在しているにも関わらず、ノーケアだった~。ドル円は120.50あたりまで押して、そこで止まった。120.59で買い戻して、次の展開を待つ。
今晩も株価動向に注目が集まる。経済イベントはあってもBOEの金利会合くらいである。ニューヨークオープンとニューヨーククローズの前後30分ずつを見ることが肝要だろう。
日本時間 15時15分
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