先週の金曜日は海外勢はイースターで完全休養。マーケットはアジア市場くらいしかやっていない。だからそもそもアジア時間でも同意薄の展開にならざるをえなかった。ドル円はそれまでは113円ちょうどが上値抵抗を形成していて、なかなか113円台に乗せてくることができなかった。
しかし閑散なためか、日本勢の買いだけが目立つ格好となった。そしてついに113円台に乗せてきた。値幅は小さいものでしかなかったが、それでもドル円の堅調さを見せつけることとなった。私も112.95あたりで売っていたので、113円台に完全に乗せてきたところで買い戻した。
こんなに動いてもいない相場なのに、損切りするなんて、本当にバカらしい~。純然と世界中の人たちと同様に、完全休養にしておけばよかった。まったくもって、トホホである。
夕方以降は為替相場はまったく動かず。グローベックスも終日にわたって取引休業なので、何かが起こっても世の中の反応を確かめることはできない。それくらい市場参加者はいないということだ。値幅は小さいものの、金曜日はややドル高が進んだといえるだろう。
今日はイースター明けだが、欧州のほうはまだ休みである。だからマーケットが本格的に動き出すのは、ニューヨーク勢の参入を待ってからのことになる。
先週は週を通じても、いずれの金融マーケットも値動きが小さかった。それは欧州、日本、アメリカの金利会合という一連のビッグイベントが終わったからなので、それを超えるような材料がなかったからだ。今週も週の後半までは材料に乏しい。
その材料のない間に、先週から切り返してきたドル相場がまだ続くのかを見極める期間となる。にわかに力づいてきた「4月利上げもありうる」としたFEDメンバーの見解も、強まるのか、弱まるのか。火曜日にはイエレン議長のスピーチもあるので、要ウオッチだ。
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