昨日は欧州序盤でドル円は安値攻めをした。106.50を下回ってきて、いよいよ緊張が強まる。先週末の雇用統計の結果が出てのドル急落は、106.44までだ。これがここ1週間の安値でもある。ここを割り込んだら、次のステージだ。だから十分すぎるほど、重要なテクニカルポイントとなる。
だということは、そのちょっと手前は拾い場。しかしここで買って作るロングは、あくまでもテクニカルポイントで止まった場合の歯止めである。抜けたら3倍ド転でもして、一気呵成にショートで攻め込む。そういった算段で多くのプレーヤーが見守っているはずだ。
私も106.52でドル円をスモールだけロングにして急落に備える。106.40で3倍の売り注文をストップロスの形式で出しておく。後は待つだけである。ロングポジションを持っているのに、下がるほうを見てみたいというのは論理矛盾をきたしている。それがまた楽しい。
ドル円は下がってきた。たくさんストップ注文が並んでいたせいか、私のストップ注文は106.37でダンになった。言うまでもなく、その瞬間まではいちばん安いところ。しかしなかなか進まない。106.35とか106.37でウロウロしているのみ。私はショート転したのだが、ストップ注文をすぐに106.50でプレースした。
ドル円が下向きに走らないのもジリジリさせられたが、それでも上方向に上がりもしない。だが106.50までも戻らないのだ。こんなところで時間をかけたくない勝負ではある。これ以上、下がるのに時間がかかるようであれば、巻き戻しが出てきそうだ。
1時間半はポジションがキープできたが、結果的には106.50を超えてきた。完全に下値攻め失敗である。私もゲットアウトした後は、もうまったく面白くもなくなったので、その日は退散することになった。
ニューヨーク時間ではドル円は一段高し、107円台まで戻しきった。これで短期的なショート勢はほとんどが死んだという感じになった。昨日はついでにユーロドルもドル高に向かった。米国株は歴史的な最高値に接近してきて、それがテクニカルポイントとして抵抗している。
だが歩みが遅くなっている。その分だけすべてのマーケットの動きを鈍いものとしている。すでにマーケットの関心は来週のFOMCや日銀会合のほうに移ってしまっている。また東京都の疑念追求やイギリスの国民投票も控えている。今晩の為替相場はあまり動けないだろう。
日本時間 15時10分
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2023年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください |
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