本日の為替相場の焦点は、『[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給]の発表』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油と金の価格の動向』、そして『米国の金融政策への思惑』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給
・21時30分:米)貿易収支
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時30分:豪)RBA四半期金融政策報告
・21時30分:加)失業率&雇用ネット変化
・21時30分:加)貿易収支
・23時00分:加)Ivey購買部協会指数
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・週末
・五十日(5日)
・米国の主要企業の決算発表(クラフト・ハインツ、その他)
・主要な株式市場
・米国の国債市場と長期金利
・原油と金を中心とした商品市場
・米国の金融政策
・金融当局者や要人による発言
・日本の金融政策
・英国のEU離脱
・欧州の金融政策
・金融市場のリスク許容度
・日本の為替介入
などが重要。
★★★
本日は、週末金曜日の5日の五十日で、[豪)RBA四半期金融政策報告]が行われる。
米国の経済指標は、[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給]がメイン。
その他、[米)貿易収支]も発表される。
米国の経済指標以外のイベントでは、複数の主要企業の決算発表が予定されている。
※[米)雇用統計]は、金融市場にとって月に一度のビッグイベントとも言われるほど注目度及び市場影響度が大きいモノで、この発表内容とその後の流れ次第ではここまでの金融市場の流れが一変する可能性も十分にあり得る。
今週の為替相場は、週初こそ方向感なく揉み合いで推移したが、その後は先週に加速した円買い・ドル売りの流れが再度優勢となって、ドル円は一時100円半 ばまで下落し&ユーロドルは一時1.12前半まで上昇した。しかし、週半ばからはドルの買い戻しが優勢となってドル円は101円前半~半ばで底堅く推移 し&ユーロドルはジリジリと1.11前半まで下落している。
本日は、[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給]発表での影響が最も重要となる。
その他、主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向や米国の金融政策への思惑にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時30分:豪)RBA四半期金融政策報告
→オーストラリアの金融政策への思惑で豪ドルが大きく動くキッカケに
・21時30分:加)失業率&雇用ネット変化
・21時30分:加)貿易収支
→雇用統計がメイン。発表でのカナダドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給
・21時30分:米)貿易収支
→本日は、金融市場にとって月に1度のビッグイベントと言われるほど注目度及び市場影響度が大きい[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/平均時給]発表での影響が最も重要となる
この発表を受けて、米国の金融政策への思惑がどうなるか
主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向と共に注視
また、週末金曜日でもある
・23時00分:加)Ivey購買部協会指数
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず
■8月1日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼[米)FOMC金融政策発表]明け
▼[日)BOJ金融政策発表]明け
▼今週(8/1~)→オーストラリアと英国の金融政策発表と日本の議事録公表が予定
▼8月の月初め要因
▼米国の主要企業や大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼欧州の大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼2日(火)に日本政府による経済対策の発表
▼5日(金)に[米)雇用統計]の発表
▼来週(8/8~)→ニュージーランドの金融政策発表が予定
▼主要な株式市場
▼米国の国債市場と長期金利
▼原油や金を中心とした商品市場
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼米国の金融政策
▼日本の金融政策
▼欧州の金融政策
▼金融市場のリスク許容度
▼英国のEU離脱
▼日本の為替介入
▼欧州系銀行の経営不安
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8月5日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末 ・五十日(5日) ・米国の主要企業の決算発表(クラフト・ハインツ、その他) |
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08:30 | 豪)AIG建設業指数 | × | - | 53.2 | ||||||||||
10:30 | 豪)RBA四半期金融政策報告 | ◎ | - | - | ||||||||||
15:00 |
独)製造業受注 [前月比/前年比] |
△ | +0.5% | ±0.0% | ||||||||||
-1.5% | -0.2% | |||||||||||||
21:30 | 加)失業率 | ◎ | 6.9% | 6.8% | ||||||||||
↑・雇用ネット変化 | +1.00万人 | -0.07万人 | ||||||||||||
加)貿易収支 | ○ | -28.4億 | -32.8億 | |||||||||||
米)雇用統計:非農業部門雇用者数 | SS | +18.0万人 | +28.7万人 | |||||||||||
↑・失業率 | 4.8% | 4.9% | ||||||||||||
↑・平均時給 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.1% | ||||||||||||
+2.6% | +2.6% | |||||||||||||
米)貿易収支 | A | -430億 | -411億 | |||||||||||
23:00 | 加)Ivey購買部協会指数 | ○ | - | 51.7 | ||||||||||
28:00 | 米)消費者信用残高 | C | +160.00億 | +185.58億 | ||||||||||
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[米)雇用統計]発表直後の変動とその後の流れに臨機応変に対応
[※今回の米・雇用統計発表に関する所感※]
→前回の米・雇用統計後にFOMCも消化してその間にドル買いもドル売りも経て、更には今週半ばからはポジション調整のドル買いも出ている。現在の為替相場は、ドルに関してはどちらの方向にも目立った傾きはなく、今回は概ね発表結果に素直な結果になりやすいと考える。 市場予想より良い結果が出れば早期利上げ観測が高まりドル買いとなりその流れは引けまで継続しやすく、市場予想より悪い結果が出れば早期利上げ観測が後退してドル売りとなりその流れは引けまで継続しやすいだろう。 今回の懸念点は2点。それは発表を受けた米国の株式市場の動向と直近で頑固に残る円買い方向のバイアスがどこまで作用するか。 米国の株式市場が大幅高や大幅安になった場合には、為替相場もその方向性の影響を受けやすいので注意したい。そして、円買いバイアスに関しては想定している以上に強い可能性がある。それは、ドル円の上昇時には上昇を弱める力が働き、下落時には加速させる力が働く。しかし今回は、もしも発表後にドル買いとなった場合にでも上値を重くすることはあってもそれを全戻しさせるまでには至らないと考える。また、発表後にドル売りとなった場合には100円割れ水準での介入警戒感などがそれを相殺するだろう。
[米)雇用統計]発表直後の変動とその後の流れに臨機応変に対応
※今回の米・雇用統計発表に関する所感※も参考に
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