本日の為替相場の焦点は、『先週末に加速したドル買いの流れの行方』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』、そして『今週末に[米)雇用統計]の発表を控える点』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・19時30分:米)フィッシャーFRB副議長の発言
・23時00分:米)消費者信頼感指数
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時30分:豪)住宅建設許可件数
・21時00分:独)消費者物価指数【速報値】
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・英国が休場明け
・五十日(30日)
・月末間近(明日が8月・月末での最後の営業日)
・週末に[米)雇用統計]の発表を控える
・主要な株式市場
・金融当局者や要人による発言
・米国の金融政策
・米国の国債市場と長期金利
・原油と金を中心とした商品市場
・日本の金融政策
・欧州の金融政策
・金融市場のリスク許容度
・英国のEU離脱
などが重要。
★★★
本日は、英国が休場明けの30日の五十日で、明日が8月・月末での最後の営業日となる。
米国の経済指標は、[米)消費者信頼感指数]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントは、[米)フィッシャーFRB副議長の発言]が予定されている。
先週の為替相場は、週末に行われたジャクソンホール会合でイエレンFRB議長やフィッシャーFRB副議長の発言を受けて、早期利上げ観測が高まり&ドルの買い戻しが加速。ドル円は大きく上昇し&ユーロドルは大きく下落して週末クローズを迎えている。
週明けの為替相場は、ドル買い方向に窓を空けてスタートした後、東京市場や欧州市場で更にドル買いの流れが強まったが、NY市場で株式市場が大きく上昇 し&米国の長期金利が上値重く推移した事で、ドル円はジリジリと下落し&ユーロドルはジリジリと上昇して戻されている。
本日は、先週末に加速したドル買いの流れの行方と米国の金融政策への思惑が重要となる。
その他、主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向や注目度の高い米国の経済指標の発表、金融当局者や要人による発言にも注視したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時30分:豪)住宅建設許可件数
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・21時00分:独)消費者物価指数【速報値】
→欧州勢が動き出すキッカケとして注視
・19時30分:米)フィッシャーFRB副議長の発言
・23時00分:米)消費者信頼感指数
→週明けの東京市場及び欧州市場でドル買いが強まったが、NY市場で戻される形に。
引き続き、先週末に加速したドル買いの流れの行方と変化した米国の金融政策への思惑が重要となる
注目度の高い米国の経済指標の発表や金融当局者や要人による発言で金融市場は敏感に反応しやすいだろう
主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向と共に注視したい
■8月29日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(8/29~)に金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼ジャクソンホール会合(25日・26日・27日・28日開催)明け
▼8月の月末要因
▼9月の月初め要因
▼来週(9/5~)にオーストラリア、ユーロ圏、カナダの金融政策発表が予定
▼4日・5日に[G20首脳会議]が予定
▼主要な株式市場
▼米国の国債市場と長期金利
▼原油や金を中心とした商品市場
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼米国の金融政策
▼日本の金融政策
▼欧州の金融政策
▼金融市場のリスク許容度
▼英国のEU離脱
▼日本の為替介入
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8月30日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・英国が休場明け ・五十日(30日) ・月末間近(明日が8月・月末での最後の営業日) ・週末に[米)雇用統計]の発表を控える |
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07:45 | NZ)住宅建設許可 | △ | - | +16.3% | ||||||||||
08:30 | 日)失業率 | × | 3.1% | 3.1% | ||||||||||
↑・有効求人倍率 | 1.38 | 1.37 | ||||||||||||
08:50 | 日)小売業販売額 | × | -0.9% | -1.4% | ||||||||||
↑・百貨店・スーパー販売額 | +0.9% | -1.5% | ||||||||||||
10:30 |
豪)住宅建設許可件数 [前月比/前年比] |
◎ | +1.1% | -2.9% | ||||||||||
-8.3% | -5.9% | |||||||||||||
15:00 |
独)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
× | -0.1% | +0.5% | ||||||||||
-4.0% | -4.6% | |||||||||||||
16:00 | ス)KOF先行指数 | △ | 102.0 | 102.7 | ||||||||||
17:30 | 英)消費者信用残高 | × | +17億 | +18億 | ||||||||||
19:30 | 米)フィッシャーFRB副議長の発言 | AA | 要人発言 | |||||||||||
21:00 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | +0.3% | ||||||||||
+0.5% | +0.4% | |||||||||||||
21:30 | 加)第2四半期経常収支 | △ | -202.0億 | -167.7億 | ||||||||||
加)鉱工業製品価格 | △ | -0.2% | +0.6% | |||||||||||
加)原料価格指数 | △ | -1.2% | +1.8% | |||||||||||
22:00 |
米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前月比/前年比] |
C | -0.10% | -0.05% | ||||||||||
+5.12% | +5.24% | |||||||||||||
23:00 | 米)消費者信頼感指数 | AA | 97.0 | 97.3 | ||||||||||
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押し目でのロングを回転
[※8月30日16時時点※NYクローズまでの想定範囲を101円後半~102円後半と設定。押し目・101円後半~102円前半で反発したところをロング→利益確定は102円前半~102円後半→それを回転させる事で利益を積み重ねる。ただし、NYダウが前日比で100ドル以上のプラスになった場合は中止とする]
戻り目でのショートを回転
[※8月30日16時時点※NYクローズまでの想定範囲を1.11前半~1.12前半と設定。戻り目・1.11後半~1.12前半で垂れたところをショート→利益確定は1.11前半~1.11後半→それを回転させる事で利益を積み重ねる。ただし、NYダウが前日比で100ドル以上のプラスになった場合は中止とする]
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