昨日はアメリカが感謝祭で連休モードに入った。つまり連休に入る前にマーケットはリスクフルの状態で迎えたのである。欧州市場にシフトすると、またドルの全面高が再開。ドル円は113円台に乗せてきた。毎日のことなので、後はついて行くしかない。
フレッシュゾーンでは、ちょっとでも買ってみることである。怖いから、すぐに止めてもいいのである。ここで長期戦を覚悟する必要はない。しかし年に何回かしかない大相場の途中であることは確かだ。これに参加しない手はない。
欧州序盤ではドル円は113.55あたりまで高値をつけて、いったんは反落に向かう。113円台の中盤というと、20年以上前のベンツェン・シーリングを思い出す。アメリカの財務長官が公けに「ドルは安いほうがいい」と述べたのだ。
これは今では考えられないことだ。また次の財務長官であるロバート・ルービンは反対に「強いドルは国益」といったのとは対照的だ。その1994、1995年あたりにドル円は113.60をトップにして、ひたすら80円割れまでの円高(当時はドル安だったのだが)、を迎えることとなったのである。
そうした思い入れも若干ある113円台のミドルではあるが、私としてもアメリカ休みもあるので休戦モードだったのだが、やはり目の前で動いているものにはかなわない。いちばん高いところでは113.44まで買ってしまっている。113円台のミドルアッパーは新規のロングメークは避けないといけないところなのに。
グローベックスは半日営業ではあったが、S&P先物などは歴史的な最高値を、ほんの数ポイントほどだけ更新してきた。そして為替相場もニューヨーク時間では小動き。ドル円もユーロドルも大統領選後のもっともドル高水準で張り付いて終わった。
ドル円は今日になって再び高値追い。113.85あたりまで高値を広げている。そして午後になって小休止。本日はアメリカはお休みではないが、ブラックフライデーということもあり、事実上はお休みである。マーケットも動きが鈍くなるかもしれない。まあ参戦するにしても、ドル円が113.90とかに到達して、フレッシュ・ハイを攻めているときであろう。
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