昨日のアジア時間では、ドル円の上サイドがちょっと重たそうな印象を与えた。朝から日本人ネームがいっぱいドル円を買っているというのに、118円台乗せはしたものの、成功とは言い難い。
日本株のほうも高値警戒感から利食い売りが盛んになるにつれて、リスク回避気味のドル円の売りもかさんだ。ドル円はおおむね117円台の中盤で推移。
それでも117円台の前半ならば拾いたいと思っているプレーヤーも多そうで、当面は底堅いのではないかとの見方が強い。私も117.10から117.20ゾーンでは拾ってみたいと考えており、116円台に突入したら即座に損切りの姿勢で構えていた。
欧州時間ではあまり動かず。どちらかという強い。ユーロドルが1.03台に入ってくると、どうしてもドル買いのセンチメントが強くなる。ドルが全面高になるのだ。私もドル円を買うことはできなかった。
ニューヨーク時間が近付くと、やっとドル円も117円台の前半まで下攻めした。私も117.22で買うことはできたが、しばらくの間は安値圏で低迷。自分が買ってロングにしたからといって、都合よく相場がそこから切り返すと考えるのも不自然だ。
時間をかけて待つしかなく、その間にストップロスに引っかからないのを願うのみ。アメリカの住宅関連の経済指標を契機に、ドル買いが進んだ。でもドル円は117.85あたりまで。やはり118円台の手前は重くなっている。
私も117.55で売ってしまったが、117.80アッパーはむしろショートにしたいくらいの感じだった。そのあとのニューヨーク時間ではほとんど動かず。材料もイベントもないのだから、仕方のないところだ。
明日がクリスマスの振り替えで世界的に休みになるので、今日が実質的な週の最終取引日だ。すでに連休モードに入っている海外勢も多いので、マーケットは動意に欠ける展開となりそうだ。ドル円にしても前日の高値か安値でも抜けてこない限りは、何もしないほうがよいのかもしれない。
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