昨日はアメリカとイギリスが休みだった。だからマーケットはまったく動かない一日だった。メモリアルデーは毎年動かないので、あらかじめわかっていたことなのだが。為替相場もほとんど動かずじまいであって、ドル円は30ポイントの値幅のみ。
今日になってドル円が安い。朝からズルズルと下がってきて、111円台を割り込んできた。英米の連休明けで、ようやく地政学的リスクや政治リスクを意識してきたのだろうか。マーケットには直接のリスクオフ要因は見当たらない。
短期的な需給だけ考えても、あれだけユーロ円で125円台とかを長くやっていたのが123円台の前半まで下がってくると、どうしても荷もたれ感が出てしまうものだ。要するに上値を見きったというロングの利食い、もしくは投げ売りが出てくるレベルなのである。
今週の注目材料は木曜日と金曜日に集中しているため、今日と明日はどうしても短期プレイがメインとなる。ドル円は下がってきても今月の安値である110.25近辺が目標とはなるのだが、時間はかかりそうだ。
どうしても市場のボラティリティが下がってきているので、逆張りの注文、すなわちデルタヘッジに類する買い注文もたくさん並んでいるだろうということだ。
私も現在のレベルで強烈なインタレストはないので、110.65と110.45でスモールずつ買い下がってみて、それを全部、一気に110.20で投げ売るつもりでドル円を買ってみようかと考えている。
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