昨日は欧州序盤でドル円がやや軟化。109円ちょうどを割り込んできて、108円台に突入してきた。しかしここ数度の跳ね返りを経験しているので、108円台に入ったからといって、そう簡単には売っていけない。要注意ゾーンなのである。それを意識しないといけないほど、サポーティブなのである。
ニューヨーク序盤ではドル円は108円台の中盤まで差し込んだ。しかしすぐに109円ちょうど近くまで押し戻された。やはり今度もダメなのか。緊張感をみなぎらせながらも、なんか大きな脱力感に見舞われる。
外部要因というかファンダメンタルズは決して良くはない。それでここのレベルで踏ん張るどういう正当性があるというのか。だが事実として、それでも下がらないものは仕方がない。
ニューヨーク序盤でドル円が下がってきたのはドラギ総裁の発言のせいでもあろう。ECBが10月にもバランスシートの縮小に向けて行動を起こすと発言したのだ。これはユーロのタイトニングである。ドラギ発言が出る前からも期待はされていたが、ユーロの買い材料である。
それでユーロドルは多少、上下に乱高下はしたものの、ユーロが上昇。ユーロドルは1.20台に再び乗せてきた。これが間接的なドルのデバリューを引き起こした側面もある。そしてドルの地合いが弱い中、つまりドル全面安の流れが続いてきていたが、日付が変わった時点あたりからドル円も目立って下がってきた。
ちょっとやる気の失せていた私も俄然、力が出てきた。「108.17-18」とか表示されてるに及んでは、「あとちょっとだ。がんばれ」と心の中でつぶやいたものだ。そしてやっとブレークした。私も嬉々として108.08で売っていった。
「108.04-05」というのは目にしたのだが、それより下はなかった。買い戻しにかかったが、108.11で買い戻すのがやっと。なんのこっちゃ。相場の端っこだけ参加したことになる。その後、フテ寝したが夜中には108.790あたりまで戻っているではないか。
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