昨日は日米がともに休み。だから市場の参加者もたいへん少なくて、マーケットの値動きもほとんどなかった。今のところ予定されている北朝鮮の記念日に向けての行動も表に出てきていないし、トランプ大統領も言葉を濁すばかりで過激なコメントは発していない。
ただカーター元大統領がまた特使として派遣されるのではないかとの観測が出てきた。これは北朝鮮問題に関する前進だと考えるべきなのか、それともトランプ大統領が日ごろ口にしている「何もしてこなかった」ことに属するのか、わからない。
ドル円は1日を通じても30ポイントほどのレンジ内に収まり、ユーロドルも同様だ。そして今晩の経済イベントもほとんどない。当然のごとく、前日のレンジを中心にする動きとなろう。ドル円は113円台に乗せてきたら売ってみて、112.50以下では買ってみるというレンジワークに徹するしかなさそうだ。
今日は日本の総選挙の公示日である。公示になったからと言って何か変わるわけではない。だからマーケットの材料にはならない。今週から米企業決算が本格化するが、市場の関心はもっぱら株価の動向に偏ることになるだろう。とても高い株価の根拠と正当性が求められる場となる。
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