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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

欧州の懸念はひとまず後退、
ECB会合もありユーロの反発は一過性か

2018年12月13日(木)15:51公開 (2018年12月13日(木)15:51更新)
持田有紀子

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 昨日はアジア時間でもリスクテークが大いに進んで、日本株は大幅高となった。ここ最近の世の中の不安材料が根本から解決されたわけではないが、リスクに備えすぎていたポジションの巻き返しが起こったというところだろうか。ドル円は相変わらず動きが乏しい。

 リスクテークだったので下がりこそしなかったが、113.50あたりまで上げてきた。ユーロドルのほうは朝型には1.13台を割り込みそうなトレンドだったが、これは急速に底堅くなってきて反発。

 しかるにユーロ円が上昇することとなって、これはリスクオンに合致する動き。ドル円の値幅が小さいだろうと思っているから、高いところをつかんでまでロング攻めしようとは思わない。

 海外市場ではリスクテークを助長するような材料が並んだ。カナダに拘束されていた中国企業の幹部が釈放されたことが、米中の貿易関係が改善する方向に進むのではないかとの期待につながった。

 またコンテ首相がイタリアの来年度の予算案を縮小型に変更したということもユーロ買いの要因になっている。そしてイギリス与党内での不信任投票もなんとか否決されそうだとの観測が出てきたのも大きかった。

 米国株は大幅高に向かったが、ニューヨーク時間のクローズ間際には大きな利食い売りが出てきて、それまでのゲインの多くの部分を吐き出した。メイ首相が信任されたところで、事態は何も変わらず、依然としてEU側との困難な妥協を強いられているからであろう。

 米国株が上がっていった割にはドル円の伸びも限定的であり、終日に渡って113円台から脱することはできなかった。要するに小動きだったということである。

 今晩からEUの首脳会合がある。ここでとくに目新しいBREXIT案が出てくるわけではない。EU側も再交渉の余地はないとしている。これからイギリス議会の採決もしないといけないところだが、ますます困窮の度合いを深めているとも言えよう。

 またECBの理事会があるが、政策金利は変更するはずはなし。注目すべき点があるとすれば、12月までに終えるとしていた量的緩和に関してである。あまりにも「何かあったら再び緩和」を強調しすぎると、長期金利が低下することになり、それがマーケットに不安を与えることになるかもしれないのである。

日本時間 15時30分

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