昨日はクリスマスで日本しか市場はやっていない。月曜日の世界的なリスク回避の増進の受け皿は日本に集まることとなった。東京時間では日経先物は19000円割れとなって、そのまま安値引けしている。
そしてナイトセッションではまさに日経先物だけが世界のリスクの有り様を示すインディケーターとなった。日経先物は18840円まで安値を広げたが、終盤ではショートカバーが優勢となって19100円台まで値を戻して終了した。
今日になって早朝のグローベックスが気になった。それは昨日がフルで海外市場が休みであったので、世界の代表である米国株が戻すのか、それとも安値突っ込みをするのか確認したかったからだ。グローベックスオープンから最初の5分でいきなり急落。
その時点でつけた米国株の安値が今年の安値となったのは言うまでもない。しかし日経先物は19000円を割り込まなかったので、目先の底打ち感が漂って、それがリスクを取ってみようかなと思っていた連中の株買い意欲をそそった。
そして東京オープンとともに日本株は上昇を続けた。これで私もちょっとドル円を買ってみる気になった。前日は110円ちょうどを割り込みそうなところでドル円は終了していたのに、すでに110.40を超えてきている。私も買いにいったが、110.47でしか買えなかった。
リスクの自律反発を期待しているものの、それほど大きく戻るとも思われない。あまり大きな利益を取れるとも考えていないのだから、損を出してもいい幅も小さいものとなる。
タイトストップにすることにして、しばらく持ってみた。仲値の決定までは持ちきりたいところ。それまでに目立って下がらなければいいのだ。そして110.64で利食い売りすることができた。
今晩は欧州勢が休み。だから本格的に動き出すのはニューヨーク序盤からだろう。依然としてリスク回避の流れは変わっていない。またマーケットを囲む外部環境にも際だった変化はない。
したがってドル円やユーロ円の下げに乗っていかなければいけない局面なのだ。後は自分が苦しくならないように適切な売り場探しに専念するのである。
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