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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

期待された以上はなかった全人代、
ドル円112円台も耐久性なし

2019年03月06日(水)15:12公開 (2019年03月06日(水)15:12更新)
持田有紀子

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 昨日は全人代が始まって、アジア時間の話題はそれ一色となった。注目されていたのは今年の経済成長見通しと、景気対策である。米中の貿易摩擦もあることなので、その心配を払拭するためにも今回は大きな手を打ってくるものだと期待されていた。

 そしてまた実際にこの1ヶ月は世界的にもリスクテークであって、株価は強い。ドル円もまったく下がらず112円台まで伸びてきている。結果としてはすべてが想定の範囲内であった。

 成長率もプラス6.0からプラス6.5%までに下げてきたが、そもそもが経済のスローダウンが明白となってきているところだった。また軍事費の伸びが大きいのも予想通り。経済対策としては33兆円相当という数字が具体的に出てきたが、それとても方策と時期については不明瞭なままだ。

 マーケットの反応は鈍く、さらにリスクテークに向かうでもなく、リスク調整の場となることもなかった。ドル円は上に行きたがっているのだが、年初来の高値が近い間は逆張りのチャンスでもある。フレッシュ・ハイでロスカットすればいいだけだから、損切りの目安は10ポイントくらいで抑えられるというもの。

 ゲットアウトすべき場所も明確だ。テクニカル的なポジショニングを試みるべきだろうという考えの上に、私自身がドル円ベアなのだ。もう2週間くらいで開かれるFOMCでは何か出てくるとしても、期待のベクトルはドルのイージングの方向であることは明らか、いずれドル安の流れが出てくるものと思っているのだ。

 昨日のニューヨーク時間ではドル円はほとんど動かなかった。ユーロドルが1.12台に差し込むなど、ドルの全面高の様相が強まったので、ドル円も112円台に乗せてきたりもした。

 私はそこでスモールショートを作ったが、依然として腰は強いのは変わらないと思い、早朝になって買い戻すことにした。ほんの10何ポイントしか取れなかったが、当面はこの操作を繰り返して行くしかないと覚悟している。

 今晩は経済指標でADPと貿易統計がある。貿易には敏感になるべきところであるが、やや貿易摩擦は薄らいできているようだ。中国が妥協の余地を示してきているし、米側も合意なしでは済まされないくらいに政治的に追い込まれているからだ。


日本時間 15時00分

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