本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』と『米中貿易問題』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
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8月29日(木)の為替相場の注目材料 |
指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表→ベストバイ、その他 ・明日に、8月月末での最後の営業日を控える |
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06:30 | 米)デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
10:00 | NZ)ANZ企業景況感 | ○ | - | -44.3 | ||||||||||
10:30 | 豪)第2四半期民間設備投資 | ○ | +0.4% | -1.7% | ||||||||||
15:45 |
仏)第2四半期GDP【改定値】 [前期比/前年比] |
△ | +0.2% | +0.2% | ||||||||||
+1.3% | +1.3% | |||||||||||||
仏)消費者支出 [前月比/前年比] |
× | +0.3% | -0.1% | |||||||||||
+0.1% | -0.6% | |||||||||||||
16:00 | ト)貿易収支 | △ | -32.0億 | -31.8億 | ||||||||||
16:55 | 独)失業率 | △ | 5.0% | 5.0% | ||||||||||
↑・失業者数 | +0.4万人 | +0.1万人 | ||||||||||||
18:30 |
南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.2% | +0.4% | ||||||||||
+5.4% | +5.8% | |||||||||||||
21:00 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | -0.1% | +0.5% | ||||||||||
+1.5% | +1.7% | |||||||||||||
21:30 | 加)第2四半期経常収支 | ○ | -98.0億 | -173.5億 | ||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | A | 21.5万件 | 20.9万件 | |||||||||||
米)第2四半期GDP【改定値】 | S | +2.0% | +2.1% | |||||||||||
↑・個人消費【改定値】 | +4.3% | +4.3% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター【改定値】 | +2.4% | +2.4% | ||||||||||||
↑・コアPCEデフレーター【改定値】 | +1.8% | +1.8% | ||||||||||||
米)卸売在庫【速報値】 | C | +0.2% | ±0.0% | |||||||||||
23:00 |
米)中古住宅販売保留 [前月比/前年比] |
A | ±0.0% | +2.8% | ||||||||||
+1.8% | -0.6% | |||||||||||||
23:30 | 米)週間天然ガス貯蔵量 | B | - | +59 | ||||||||||
26:00 | 米)7年債入札 | AA | 320億ドル | |||||||||||
翌 07:00 |
NZ)ANZ消費者信頼感指数 | × | - | 116.4 | ||||||||||
翌 07:45 |
NZ)住宅建設許可 | △ | - | -3.9% | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)第2四半期GDP【改定値】/個人消費【改定値】
・23時00分:米)中古住宅販売保留
・26時00分:米)7年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時00分:NZ)ANZ企業景況感
・10時30分:豪)第2四半期民間設備投資
・21時00分:独)消費者物価指数【速報値】
・21時30分:加)第2四半期経常収支
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・明日に、8月月末での最後の営業日を控える
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・米中貿易問題
・人民元
・トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
・米国の金融政策
・金融当局者や要人による発言
・英国のEU離脱問題
・金融市場のリスク許容度
・原油と金を中心とした商品市場
・夏季休暇などで取引参加者が激減する時期
・欧州の金融政策
・日米貿易問題(日米貿易交渉明け)
・日本の金融政策
などが重要となる。
★★★
本日は、大きなイベントはないが、明日が8月月末での最後の営業日となる。
本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と第2四半期GDP【改定値】/個人消費【改定値】、中古住宅販売保留がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、7年債の入札が予定されている。
今週の為替相場は、先週末に米国による中国への制裁関税の引き上げが発表された為、週初こそ大きくリスクオフ方向に窓を空けてスタートしたが、その後に巻き戻しが優勢となって、ドル円は反発上昇して105円後半~106円前半で、ユーロドルは反落して1.10後半~1.11前半で推移している。
本日は、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向と米中貿易問題、注目度の高い米国の経済指標の発表が重要となる。
その他、トランプ大統領による発表や決定及び発言や米国の金融政策への思惑、8月の月末要因(明日が8月月末での最後の営業日)、金融市場のリスク許容度、金融当局者や要人による発言、原油と金を中心とした商品市場、人民元の動向などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)第2四半期GDP【改定値】/個人消費【改定値】
・23時00分:米)中古住宅販売保留
・26時00分:米)7年債入札
→週明けにリスクオフの流れが加速したが、その後巻き戻しが優勢となった
8月の月末でもあり、難しい局面
本日は注目度の高い米国の経済指標が目白押し
特にGDPには、金融市場が反応しそうだ
■8月26日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(8/26~)に、主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼来週(9/2~)に、オーストラリア、カナダの金融政策の発表が予定
▼FOMC議事録(7月30日・31日開催分)の公表明け
▼パウエルFRB議長の発言(ジャクソンホール会合)明け
▼24日(土)~26日(月)に、G7首脳会合
▼8月の月末要因
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼米中貿易問題(激化)
▼米国の金融政策
▼人民元(人民元安誘導、為替操作国指定など)
▼トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼原油と金を中心とした商品市場
▼英国のEU離脱問題(10月31日にEU離脱を予定)
▼日米貿易問題(日米貿易交渉明け)
▼欧州の金融政策
▼日本の金融政策
▼米欧貿易問題
羊飼いが夏休みのため、8月5日~9月6日の戦略コメントはお休み
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