先週末は再び米中関係が悪化した。トランプ大統領が暫定合意は求めないとし、合意の期限も大統領選前に拘らないと発言したのだ。これに対して訪米中の中国代表団がモンタナ州の農業視察を取りやめ。これが次官級の協議の進展を困難にさせるとの見方が台頭したのだ。
米国株は史上最高値をうかがう展開であったのに、リスク回避の動きが強まって軟調な地合いに転じた。為替相場ではドル円やクロス円も急速に値を下げ、そのまま安値引けとなった。また質への逃避で米国債が買われた。
今日は日本が休みだが、米国株などリスク調整の動きは要ウオッチとなる。ドイツとアメリカでは景況感の指数も発表されるし、ややリスク動向が気にかかる1日となりそうだ。
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