本日の為替相場の焦点は、『ユーロ売りやリスク回避の流れの行方』と『NYダウの動向』、そして『週末要因』にあり。
米国の経済指標は、
本日は注目度の高いものの発表はない。
米国以外の経済指標は、
・「独)サービス業PMI【速報値】」
・「独)製造業PMI【速報値】」
・「独)IFO景況指数」
・「欧)サービス業PMI【速報値】」
・「欧)製造業PMI【速報値】」
・「加)消費者物価指数&【コア】」
・「加)小売売上高&【除自動車】」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「日)BOJ政策金利発表&白川日銀総裁の会見」
・「週末要因」
・「ユーロ圏財務相会合」
・「加速しているユーロ売りやリスク回避の流れの行方」
・「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安に対する反応」
・「他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「中国による金融引き締めや人民元切り上げへの思惑」
・「米国の主要企業の決算発表」
・「5月15日が大量の米国債償還・利払いの日だった影響」
・「米国の金融規制策や金融機関に対する追求関連の話題」
などの要因に注意したい。
★★★
週末金曜日。
本日は、「注目度の高い米国の経済指標」の発表はない。
「米国の株式市場」の動向は、引き続き、金融市場の流れを見極める上で最も重要な要因。
先月から本格化している「米国の主要企業の決算発表の結果」は株式市場の変動要因となりやすい。
また、「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」も目が離せない要因。
直近の金融市場は、
「ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安」が燻り続けて大きな変動要因となっている。
引き続き、現在加速している「ユーロ売りやリスク回避の流れ」の行方が重要となる。
今週は、金融市場全体が非常に大きく変動していることもあり、「週末要因やポジション調整」などには十分に注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利発表
→据え置きでほとんど反応はないはず
・15時30分:日)白川日銀総裁の会見
→なあなあの内容で、反応薄の可能性
・17時00分:独)IFO景況指数
→ユーロへの影響力が大きい。まずは内容に注目!コレに対する反応で、週末の欧州勢の方向性も掴みたいところ
・20時00分:加)消費者物価指数&【コア】
・21時30分:加)小売売上高&【除自動車】
→どちらも、カナダドルへの影響力は大きい
※本日は『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→大きく動いた週末どう動くか。引き続き、NYダウが主体となりやすい。週末要因やポジション調整などにも気を付けたい。NYクローズに向けたものだけではなく、日本時間24時のロンドンフィキシング前後の変動も重要
▼その他の本日の注目材料や注目点
・週末要因
・ユーロ圏財務相会合
・加速しているユーロ売りやリスク回避の流れの行方
・ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安に対する反応
・他の金融市場(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・中国による金融引き締めや人民元切り上げへの思惑
・米国の主要企業の決算発表
・5月15日が大量の米国債償還・利払いの日だった影響
・米国の金融規制策や金融機関に対する追求関連の話題
【今週の為替相場の注目材料スケジュールと焦点(ドル中心)】
5月17日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼加速しているユーロ売りやリスク回避の流れの行方
▼ギリシャを中心とした欧州の財政懸念や信用不安への反応
▼米国を中心とした株式市場の動向
▼米国を中心とした主要経済指標の結果
▼米国の長期金利の動向
▼4月27日・28日開催分のFOMC議事録の内容
▼5月15日が大量の米国債償還・利払いの日だった影響
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の主要企業の決算発表の結果
▼米国の金融規制策や金融機関に対する追求関連の話題
▼中国による金融引き締めや人民元切り上げへの思惑
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5月21日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・香港休場 ・ポルトガル債償還日 ・ユーロ圏財務相会合 ・米国の主要企業の決算発表 |
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05:00 | NZ)イングリッシュ財務相の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||
正午 過ぎ |
日)BOJ政策金利発表 | ◎ | 0.10% 据え置き |
0.10% 据え置き |
|||||||
14:00 |
日)景気動向指数【確報値】 [先行CI指数/一致CI指数] |
× | - | 102.8 | |||||||
- | 101.1 | ||||||||||
15:00 |
独)第1四半期GDP【確報値】 [前期比/前年比] |
× | +0.2% | +0.2% | |||||||
+1.6% | +1.6% | ||||||||||
↑・個人消費【確報値】 | -0.4% | -1.0% | |||||||||
15:30 | 日)白川日銀総裁の会見 | ◎ | 要人発言 | ||||||||
16:30 | 独)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 55.4 | 55.2 | |||||||
独)製造業PMI【速報値】 | ○ | 61.0 | 61.5 | ||||||||
17:00 | 独)IFO景況指数 | ◎ | 102.0 | 101.6 | |||||||
↑・IFO現況指数 | 100.5 | 99.3 | |||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 103.3 | 104.0 | |||||||||
欧)経常収支 | △ | - | -52億 | ||||||||
欧)サービス業PMI【速報値】 | ○ | 55.5 | 55.6 | ||||||||
欧)製造業PMI【速報値】 | ○ | 57.1 | 57.6 | ||||||||
17:30 |
英)第1四半期総合事業投資【速報値】 [前期比/前年比] |
△ | -0.6% | -4.3% | |||||||
-16.5% | -23.5% | ||||||||||
英)マネーサプライM4【速報値】 | × | - | +3.6% | ||||||||
20:00 |
加)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | +0.3% | ±0.0% | |||||||
+1.8% | +1.4% | ||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | -0.2% | |||||||||
+1.8% | +1.7% | ||||||||||
21:30 | 加)小売売上高 | ◎ | +0.1% | +0.5% | |||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.4% | -0.1% | |||||||||
- | 米)特になし | - | - | - | |||||||
翌 08:00 |
米)ダドリーNY連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||
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「今日の戦略」は著者(羊飼い)の都合でお休みさせていただきます。
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