本日の為替相場の焦点は以下の3点。
『米国の経済指標』
『NY株式市場の動向』
『ドル買い&円買いの加速』
米国の経済指標は、「フィラデルフィア連銀景況指数」と「景気先行指数」への注目度が高い。
「フィラデルフィア連銀景況指数」とは、フィラデルフィア地区における製造業の景況感を表す指数で、『1ヶ月前と比較した現状』と『6ヵ月後の期待』の11項目にわたるアンケートにおける良い/同じ/悪いの3択での回答を指数化しているもの。
「景気先行指数」とは、景気総合指数である先行指数、一致指数、遅行指数の3種類のうちの1つ。既に発表された他の指標を合成してインデックス化されている。
「NY株式市場の動向」は、引き続き要監視対象。
為替相場がNY株式市場の動向に大きく振られる傾向が継続。また、昨日のNY株式市場が大幅に下落した為、本日の動向への注目度が増している。
本日も続落するようであれば、ドル円やユーロドルの収縮しつつあるレンジをブレイクし、大きな変動となる可能性も高い。
明日には注目度の高い米国の経済指標はない。
来週の27日には「感謝祭」を控え、年末に向けて徐々に市場参加者が減っていく点などにも気を留めておきたい。
■本日のトレード用のエサ
18時30分:英)小売売上高指数
22時30分:米)週間新規失業保険申請件数
23時30分:NY株式市場オープン
24時00分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
24時00分:米)景気先行指数
■今週の為替相場の焦点
・G20金融サミット明けの動向
・NY株式市場の動向
・米国の経済指標
・世界的な景気動向への思惑
・金融当局者や要人による発言
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11月20日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・20日のゴトオ日 ・ECB理事会(政策金利の決定はなし) ・日)日銀金融政策決定会合(20日・21日、21日に政策金利の発表) |
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08:50 | 日)貿易収支 | × | - | - | |||||||
16:00 |
独)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
△ | -0.7% | +0.3% | |||||||
+7.2% | +8.3% | ||||||||||
16:15 | ス)貿易収支 | × | - | +14.4億 | |||||||
18:30 | 英)小売売上高指数 | ◎ | -0.8% | -0.4% | |||||||
英)マネーサプライM4【速報値】 | △ | +12.8% | +12.4% | ||||||||
22:30 | 加)卸売売上高 | △ | -0.5% | -1.5% | |||||||
米)週間新規失業保険申請件数 | BB | 50.3万件 | 51.6万件 | ||||||||
24:00 | 米)フィラデルフィア連銀景況指数 | AA | -35.0 | -37.5 | |||||||
米)景気先行指数 | AA | -0.6% | +0.3% | ||||||||
24:30 | 加)BOC金融政策レポート | △ | - | - | |||||||
28:00 | 米)ポールソン財務長官の講演 | B | 要人発言 | ||||||||
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NY株式市場続落で、円買いヨリ
NY株式市場続落で、ドル買いヨリ
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