本日の為替相場の焦点は以下の3点。
『米国の経済指標』
『FOMC議事録(10月28日・29日分)』
『NY株式市場の動向』
米国の経済指標は、「消費者物価指数」と「住宅着工件数/建設許可件数」に注目が集まる。
「消費者物価指数」とは、小売・サービス価格の調査結果であり、インフレ系最重要指標のうちのひとつ。インフレ動向を見るために重要視され、金融政策にも大きな影響を与える。
「住宅着工件数/建設許可件数」とは、住宅動向を示す経済指標。住宅問題は現在起こっている危機の根本をなす問題なので注目度は高い。
また、本日は10月28日・29日開催分の「FOMC議事録」も発表され、今後の米国の金融政策に対する思惑が発生しやすい。
更なる利下げへの思惑が高まれば、相場は大きく反応しそうだ。
「NY株式市場の動向」は、引き続き要監視対象。
ここのところの為替相場は、主体性がないくらいにNY株式市場の動向に振り回されている。
明日にも注目度の高い米国の経済指標が予定されている他、27日には「感謝祭」を控え、年末に向けて徐々に市場参加者が減っていく点にも注意したいところ。
■本日のトレード用のエサ
▼主要材料
18時30分:英)BOE議事録(11月5日・6日分)
18時30分:豪)スティーブンスRBA総裁の講演
22時30分:米)消費者物価指数&【コア】
22時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
23時00分:米)コーンFRB副議長の講演【サブプライム関連】
23時30分:NY株式市場オープン
28時00分:米)FOMC議事録(10月28日・29日分)
■今週の為替相場の焦点
・G20金融サミット明けの動向
・NY株式市場の動向
・米国の経済指標
・世界的な景気動向への思惑
・金融当局者や要人による発言
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11月19日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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APEC閣僚会議 | |||||||||||
06:45 | NZ)第3四半期生産者物価指数 | △ | - | +5.6% | |||||||
08:30 | 豪)Westpac先行指数 | × | - | -0.1% | |||||||
08:50 | 日)全産業活動指数 | × | -0.1% | -1.8% | |||||||
09:30 | 豪)新車販売台数 | × | - | +0.4% | |||||||
12:50 | 豪)エディRBA総裁補佐の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
18:30 | 英)BOE議事録(11月5日・6日分) | ◎ | - | - | |||||||
豪)スティーブンスRBA総裁の講演 | ○ | 要人発言 | |||||||||
20:00 | 英)CBI製造業受注指数 | △ | - | -39 | |||||||
21:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | +11.9% | |||||||
22:30 | 加)国際証券取扱高 | △ | -10億 | -7.3億 | |||||||
加)景気先行指数 | △ | -0.2% | -0.2% | ||||||||
米)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
S | -0.8% | ±0.0% | ||||||||
+4.1% | +4.9% | ||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.1% | |||||||||
+2.4% | +2.5% | ||||||||||
米)住宅着工件数 | AA | 78.0万件 | 81.7万件 | ||||||||
米)建設許可件数 | 77.5万件 | 80.5万件 | |||||||||
22:35 | 加)カーニーBOC総裁の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
23:00 |
米)コーンFRB副議長の講演 【サブプライム関連】 |
A | 要人発言 | ||||||||
24:35 | 米)週間原油在庫 | BB | - | +2.2万 | |||||||
27:30 |
米)ラッカー:リッチモンド連銀総裁の講演 【サブプライム関連】 |
BB | 要人発言 | ||||||||
27:40 | 英)ギーブBOE理事の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
28:00 | 米)FOMC議事録(10月28日・29日分) | SS | - | - | |||||||
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方向感がないため抑え気味
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