4月30日(木)■『NY株式市場の動向』と『米自動車業界に関する話題』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『NY株式市場の動向』と『米自動車業界に関する話題』にあり。

昨日、FOMC政策金利と声明が発表されたが、サプライズはなし。
東京市場は休場明けで4月の月末最終日。

米国の経済指標は、
・「新規失業保険申請件数」※１
・「PCEコアデフレータ(個人消費/個人支出)」
・「シカゴ購買部協会景気指数」※２
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「ニュージーランドの住宅建設許可」
・「ユーロ圏の消費者物価指数【速報値】」※３
・「カナダのGDP」
に注目が集まる

また、経済指標以外では、
・「ニュージーランドや日本、南アフリカの政策金利発表」
・「白川日銀総裁の記者会見」
・「金融当局者による発言」
・「4月末がクライスラーの再建計画の提出期限である点」
などの材料に注目したい。

本日が「クライスラーの再建計画の提出期限」になっているため、その内容次第では相場が大きく動きそうだ。また、その他の自動車業界に関連する話題や思惑なども変動要因となりやすい。

その他、
現在の為替相場に大きな影響を与えている「NY株式市場の動向」は引き続き重要。
最近の金融市場の主要テーマは、「豚インフルエンザ」、「米国の金融機関」、「米国の自動車業界」、「ユーロ圏の金融政策」などに関する話題となっている。
本日が「4月の月末最終日」であることや、「明日がレイバーデーでユーロ圏を中心に休場となる」ことから、ポジション調整など実需による変動にも気をつけたい。

★本日発表の経済指標の詳細
※１→「新規失業保険申請件数」とは、毎週発表されるものだが、このところの米国の景況感の悪化などから注目度が増している。
※２→「シカゴ購買部協会景気指数」とは、製造業の景況感を表す指数。シカゴ地区の製造業の購買担当者へのアンケート結果で、50％以上が改善と判断される。ISM製造業指数を推し測る上でも重要となる。
※３→「ユーロ圏の消費者物価指数【速報値】」は、ユーロ圏の金融政策を決定する上で非常に重要となる為、注目度も市場影響度も非常に高い。

本日のトレード用のエサ
・06時00分：NZ)RBNZ政策金利発表
・07時45分：NZ)住宅建設許可
・15時30分：日)白川：日銀総裁の会見(会合後)
・18時00分：欧)消費者物価指数【速報値】
・21時30分：加)GDP
・21時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・21時30分：米)PCEコアデフレータ
・22時30分：NY株式市場オープン
・22時45分：米)シカゴ購買部協会景気指数

4月27日からの週の為替相場の焦点
▼G7＆G20財務相・中央銀行総裁会議明けの動向
▼NY株式市場の動向
▼米国の経済指標
▼FOMC政策金利＆声明
▼金融当局者や要人による発言
▼ユーロ圏の金融政策に対する思惑
▼米国の金融機関に関する話題(資本・経営・ストレステスト等)
▼米国の自動車業界の問題(資本・経営・破綻処理等)

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4月30日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・4月の月末最終日 ・RBNZ政策金利発表 ・BOJ政策金利発表＆日銀総裁の会見 ・SARB政策金利発表 ・4月末はクライスラーの再建計画の提出期限 ・米主要企業決算発表→ダウ・ケミカル、コダック、エクソンモービル、P＆G ・明日はレイバーデーで多くの国が休場となる
06:00		NZ)RBNZ政策金利発表	◎	50bp 利下げ 2.50%	50bp 利下げ 3.00%
07:45		NZ)住宅建設許可	◎	-	+11.6%
08:01		英)GFK消費者信頼感調査	△	-28	-30
08:50		日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比]	○	+0.8%	-9.4%
				-34.7%	-38.4%
09:00		豪)コンファレンスボード景気先行指数	△	-	-0.6%
10:30		豪)第1四半期NAB企業信頼感指数	△	-	-42
昼 過ぎ		日)BOJ政策金利発表	○	据え置き 0.10%	据え置き 0.10%
14:00		日)住宅着工戸数	×	-22.6%	-24.9%
		日)建設工事受注	×	-	-24.9%
15:00		英)ネーションワイド住宅価格 [前月比/前年比]	○	-1.2%	+0.9%
				-15.8%	-15.7%
		日)日銀展望レポート	○	-	-
		南ア)マネーサプライM3	×	+5.8%	+5.9%
15:30		日)白川：日銀総裁の会見(会合後)	◎	要人発言
16:00		南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比]	△	+0.3%	-0.3%
				+5.6%	+7.3%
16:55		独)失業率	△	8.2%	8.1%
		↑・失業者数		+6.5万件	+6.9万件
18:00		欧)消費者物価指数【速報値】	◎	+0.7%	+0.6%
		欧)失業率	△	8.7%	8.5%
21:00		南ア)貿易収支	×	-36億	-6億
未定		南ア)SARB政策金利発表	○	100bp 利下げ 8.50%	100bp 利下げ 9.50%
21:30		加)鉱工業製品価格	×	+0.5%	+0.4%
		加)GDP	◎	-0.1%	-0.7%
		米)週間新規失業保険申請件数	A	64.0万件	64.0万件
		米)第1四半期雇用コスト指数	BB	+0.5%	+0.5%
		米)個人所得	A	-0.2%	-0.2%
		↑・個人支出		-0.1%	+0.2%
		↑・PCEデフレータ[前年比]		-0.7%	+1.0%
		↑・PCEコアデフレータ [前月比/前年比]		+0.2%	+0.2%
				+1.8%	+1.8%
22:45		米)シカゴ購買部協会景気指数	A	35.0	31.4
28:45		米)ボルガー：経済再生諮問会議長の 講演	BB	要人発言
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

NY株式市場の上下で日々の流れに追随。

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「ドル買い・ユーロ売り」に傾けば、追随

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