本日の為替相場の焦点は、『第1四半期GDP【速報値】』と『NY株式市場の動向』、そして『FOMC政策金利&声明発表』にあり。
本日は東京市場が祝日で休場となっている。
米国の経済指標は、
・「第1四半期GDP【速報値】/個人消費【速報値】」※1
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「ニュージーランドの貿易収支」
に注目が集まる
また、経済指標以外では、
・「金融当局者による発言」
・「4月末がクライスラーの再建計画の提出期限である点」
・「FOMC政策金利&声明発表」
などの材料に注目したい。
「FOMC」は政策金利や債権購入額は据え置きとなる可能性が高いものの、その声明が注目される。
また、4月末日が「クライスラーの再建計画の提出期限」になっており、その動向や思惑は相場を変動させやすい。
その他、
為替相場に大きな影響を与えている「NY株式市場の動向」は引き続き重要となる。
現在は、「豚インフルエンザ」、「米国の金融機関」、「米国の自動車業界」、「ユーロ圏の金融政策」などに関する話題が金融市場の主要テーマとなっているようだ。
明日には、ニュージーランドと日本、南アフリカの政策金利発表が控える。
★本日発表の経済指標の詳細
※1→「四半期GDP」とは、米国内で新たに生産された財やサービスの付加価値の総額。経済成長や景気動向を総合的に判断でき、中長期的な景気動向をつかみやすい。四半期ごとの数字だが、速報値→改定値→確報値と3回発表されるため毎月発表される。今回は、「速報値」のため市場の注目度も市場へのインパクトも大きくなりやすい。
本日のトレード用のエサ
・07時45分:NZ)貿易収支
・21時30分:米)第1四半期GDP【速報値】/個人消費【速報値】
・22時30分:NY株式市場オープン
・27時15分:米)FOMC政策金利&声明発表
4月27日からの週の為替相場の焦点。
▼G7&G20財務相・中央銀行総裁会議明けの動向
▼NY株式市場の動向
▼米国の経済指標
▼FOMC政策金利&声明
▼金融当局者や要人による発言
▼ユーロ圏の金融政策に対する思惑
▼米国の金融機関に関する話題(資本・経営・ストレステスト等)
▼米国の自動車業界の問題(資本・経営・破綻処理等)
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4月29日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・東京市場休場 ・FOMC政策金利&声明発表 ・4月末がクライスラーの再建計画の提出期限 ・米主要企業決算発表→スターバックス、タイムワーナー ・明日30日は、ニュージーランドと日本と南アフリカの政策金利の発表日 |
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07:45 | NZ)貿易収支 | ○ | +2.50億 | +4.89億 | |||||||
12:00 | NZ)NBNZ企業信頼感 | △ | - | -39.3 | |||||||
17:00 | 欧)マネーサプライM3【季調済】 | × | +5.7% | +5.9% | |||||||
18:00 | 欧)消費者信頼感 | × | -33 | -34 | |||||||
18:30 |
南ア)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +1.1% | +1.2% | |||||||
+8.4% | +8.6% | ||||||||||
ス)KOF先行指数 | △ | -1.90 | -1.79 | ||||||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | +5.3% | |||||||
21:30 | 米)第1四半期GDP【速報値】 | S | -4.7% | -6.3% | |||||||
↑・個人消費【速報値】 | +0.9% | -4.3% | |||||||||
↑・GDPデフレータ【速報値】 | +1.8% | +0.5% | |||||||||
↑・コアPCEデフレータ【速報値】 | +1.0% | +0.9% | |||||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | BB | - | +386万 | |||||||
未定 | ス)ロート:SNB総裁の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
24:30 | 欧)シュタルク:ECB理事の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
27:15 | 米)FOMC政策金利&声明発表 | SS | 0.25% 据え置き |
0.25% 据え置き |
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翌6:00 | NZ)RBNZ政策金利発表 | ◎ | 50bp利下げ 2.50% |
50bp利下げ 3.00% |
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今日はGDPとFOMC次第。NY株式市場の上下にも注視。
「ドル買い・ユーロ売り」方向へ追随
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