昨日の為替相場は、何度かドル売りに傾くも、原油価格の下落やNY株式市場の上昇などからドル買いへ。結局、先週に引き続いてのドル買いの流れとなっている。
本日の焦点は、『原油価格及びNY株式市場の動向』と『ドル買い傾向の継続』にあり。
米国の経済指標は『貿易収支』と『財政収支』が控える。『貿易収支』への注目度が比較的高い。ただ、この指標の結果云々よりも相場が動き出すキッカケとしての発表時間に注目したい。
また、下落が続く原油価格に大きな注目が集まる。原油価格の下落や調整が継続するようであれば、NY株式市場もドルも上昇しやすく、大きな支援材料となる。
明日から注目度の高い米国の経済指標が目白押し。まず最初は明日の『小売売上高』に注目が集まる。
ドル買いの傾向以上に強いユーロ売りの傾向にも注目。ユーロ圏の材料にも注意したい。
本日の注目材料
→米国以外
▼英)消費者物価指数
▼英)小売物価指数
→米国
▼米)貿易収支
今週の為替相場の焦点
・ドル買いやユーロ売りの流れの継続
・米国の経済指標
・方向感のないNY株式市場の動向
・調整が続く原油価格の動向
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今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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・スイスUBS第2四半期決算発表 | ||||||||
08:01 | 英)RICS住宅価格 | × | -87.0% | -88.0% | ||||
08:50 |
日)企業物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.8% | +0.8% | ||||
+5.7% | +5.6% | |||||||
10:30 | 豪)NAB企業信頼感指数 | × | - | -9 | ||||
↑・NAB企業景況感指数 | - | 0 | ||||||
13:30 |
日)鉱工業生産【確報値】 [前月比/前年比] |
△ | - | -2.0% | ||||
- | +0.2% | |||||||
日)設備稼働率【確報値】 | × | - | +2.2% | |||||
14:00 | 日)消費者態度指数 | × | - | 32.9 | ||||
17:30 |
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
◎ | -0.2% | +0.7% | ||||
+4.2% | +3.8% | |||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
○ | -0.3% | +0.8% | |||||
+4.9% | +4.6% | |||||||
英)DCLG住宅価格 | × | +1.5% | +3.7% | |||||
21:30 | 加)貿易収支 | △ | +58億 | +55億 | ||||
21:30 | 米)貿易収支 | A | -620億 | -598億 | ||||
27:00 | 米)財政収支 | C | -900億 | -364億 | ||||
要人発言予定 | ||||||||
- | - | 特になし | ||||||
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原油続落→株価上昇でドル買い継続。ドル買い以上にユーロ売りも強い。 →7月第3週のFRB議長の議会証言及びFOMC議事録公表後から株高&ドル高地合いに。 →8月5日のFOMC後にドル買いが加速。 →8月7日のトリシェ総裁コメント後にユーロ売りが加速。 →ドル買いだけではなく、ユーロをはじめとした他の通貨の売りも強い。 →原油価格やNY株式市場に影響を受けやすい地合いが継続。 →ドルに対して悪材料には反応しにくく、良い材料に反応しやすい地合い。(ドル買いヨリの地合い) ドル買いヨリのスタンスを継続
ドル買いヨリ&ユーロ売りのスタンスを継続。
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