5月15日(木)■『米国の小売売上高と生産者物価指数の発表』と『パウエルFRB議長の発言』、そして『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』に注目！

米ドル/円 直近３日間のチャート

ユーロ/米ドル 直近３日間のチャート

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本日の為替相場の焦点は、『米国の小売売上高と生産者物価指数の発表』と『パウエルFRB議長の発言』、そして『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』にあり。

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5月15日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・米国の主要企業の決算発表(多数あり)
06:40		米)デイリー：サンフランシスコ連銀総裁の発言(投票権なし)		要人発言
10:30		豪)失業率		4.1%	4.1%
		↑・新規雇用者数		+2.25万人	+3.22万人
15:00		英)第1四半期GDP【速報値】		+0.6%	+0.1%
				+1.2%	+1.5%
		英)GDP		±0.0%	+0.5%
		英)鉱工業生産 [前月比/前年比]		-0.5%	+1.5%
				-0.8%	+0.1%
		↑・製造業生産高 [前月比/前年比]		-0.7%	+2.2%
				-0.5%	+0.3%
		英)商品貿易収支／貿易収支		-190.00億	-208.09億
				-19.50億	-19.56億
		日)工作機械受注		-	+11.4%
15:30		ス)生産者輸入価格 [前月比/前年比]		-	-0.1%
				-	+0.1%
15:45		仏)消費者物価指数【改定値】 [前期比/前年比]		+0.5%	+0.5%
				+0.8%	+0.8%
18:00		欧)第1四半期GDP【改定値】 [前期比/前年比]		+0.4%	+0.4%
				+1.2%	+1.2%
		欧)鉱工業生産 [前月比/前年比]		+2.0%	+1.1%
				+2.5%	+1.2%
21:15		加)住宅着工件数		22.62万件	21.42万件
21:30		加)製造業出荷		-1.9%	+0.2%
		加)卸売売上高		-0.3%	+0.3%
		米)新規失業保険申請件数		22.8万件	22.8万件
		米)小売売上高		±0.0%	+1.4%
		↑・小売売上高【除自動車】		+0.3%	+0.5%
		米)生産者物価指数 [前月比/前年比]		+0.2%	-0.4%
				+2.5%	+2.7%
		↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.3%	-0.1%
				+3.1%	+3.3%
		米)フィラデルフィア連銀景況指数		-11.2	-26.4
		米)NY連銀製造業景気指数		-8.0	-8.1
21:40		米)パウエルFRB議長の発言		要人発言
22:00		加)中古住宅販売件数		+1.0%	-4.8%
22:15		米)鉱工業生産		+0.1%	-0.3%
		米)設備稼働率		77.8%	77.8%
23:00		英)ディングラMPC委員の発言		要人発言
		米)企業在庫		+0.2%	+0.2%
		米)NAHB住宅市場指数		40	40
23:30		米)週間天然ガス貯蔵量		-	+104
27:05		米)バーFRB理事の発言(投票権あり)		要人発言
翌 07:30		NZ)製造業PMI		-	53.2
文字が、普通→太字→赤色太字の順番で重要なものになる。ピンク太字は金融政策関連のもの。 ピンクのバックは米国の材料でオレンジは金融政策関連、黄は要人発言、緑は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標は SS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は ◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は 赤字で表記

米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分：米)新規失業保険申請件数
・21時30分：米)小売売上高
・21時30分：米)生産者物価指数
・21時30分：米)フィラデルフィア連銀景況指数
・21時30分：米)NY連銀製造業景気指数
・21時40分：米)パウエルFRB議長の発言
・22時15分：米)鉱工業生産
・27時05分：米)バーFRB理事の発言(投票権あり)
に注目が集まる。

米国以外では、
・10時00分：豪)失業率＆新規雇用者数
・15時00分：英)第1四半期GDP【速報値】
に注目が集まる。

その他、
・米国の主要企業の決算発表(多数あり)
・トランプ米大統領の発言や各国との関税交渉の行方・その他政策など
・米ドル、日本円、ユーロの方向性
・米国の国債利回りの動向(米国の長期金利)
・主要な株式市場(米国中心)の動向
・米国の金融政策への思惑(先週5月7日に金融政策の発表を消化済み)
・注目度の高い米国の経済指標の発表(13日の消費者物価指数がメイン→その他、15日(木)の小売売上高と生産者物価指数や16日(金)のミシガン大学消費者信頼感指数[速報値]への注目度も高い)
・金融当局者や要人による発言(トランプ米大統領やベッセント米財務長官の他、FRB高官や日銀役員の発言に注目→15日にパウエルFRB議長の発言、16日に中村日銀審議委員の発言あり)
・日米関税交渉への思惑(5月中旬以降に再協議へ)
・米国の主要企業の決算発表(発表シーズンのピーク)
・日本の金融政策への思惑(5月1日に金融政策の発表を消化→次回金融政策発表は6月17日)
・ユーロ圏の金融政策への思惑(次回金融政策発表は6月5日)
・原油と金を中心とした商品市場の動向
などが重要となる。

★★★

本日の米国の経済指標は、小売売上高と生産者物価指数がメイン。
その他、新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀景況指数、NY連銀製造業景気指数、鉱工業生産も発表される。
一方、経済指標以外のイベントでは、パウエルFRB議長の発言の他、複数のFRB高官の発言が予定されている。

今週の為替相場は、週明けから米ドル買い・日本円売り・ユーロ売りの流れが加速して、ドル円は一時148円後半まで上昇し、ユーロドルは一時1.10半ばまで下落したが、その後一転して米ドル売りの流れが優勢となった他、米国が関税交渉で米ドル安交渉を行っているとの思惑から米ドル売りの流れが急激に強まって、ドル円は一時146円割れまで反落し、ユーロドルは一時1.12後半まで反発した。しかし、昨日の欧米市場で米ドルが買い戻されて、ドル円は146円後半、ユーロドルは1.11後半で、14日のNY終盤を迎えている。

本日は、米国の小売売上高と生産者物価指数の発表、パウエルFRB議長の発言、トランプ米大統領の発言や各国との関税交渉の行方・その他政策、主要な株式市場及び米国債利回りの動向が重要となる。
その他、米ドル、日本円、ユーロの方向性、金融当局者や要人による発言、米国の金融政策への思惑(先週5月7日に金融政策の発表を消化済み)、日米関税交渉への思惑(5月中旬以降に再協議へ)、日本の金融政策への思惑、ユーロ圏の金融政策への思惑などにも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

・10時00分：豪)失業率＆新規雇用者数
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい

・15時00分：英)第1四半期GDP【速報値】
→英ポンドが大きく動くキッカケに

・21時30分：米)新規失業保険申請件数
・21時30分：米)小売売上高
・21時30分：米)生産者物価指数
・21時30分：米)フィラデルフィア連銀景況指数
・21時30分：米)NY連銀製造業景気指数
・21時40分：米)パウエルFRB議長の発言
・22時15分：米)鉱工業生産
・27時05分：米)バーFRB理事の発言(投票権あり)
→本日は、小売売上高と生産者物価指数が発表される他、パウエルFRB議長の発言が予定されている
いずれも大きく動くキッカケになりやすい
米株価指数が堅調なままであれば、ドル円の押し目を狙いたい

■■特に注目すべき経済指標やイベント(今週)
※FRB高官の発言→FOMC明けでブラックアウト期間明け→FRB高官の発言多数
▼5月12日(月)
・米中閣僚級関税協議(10日～)
▼5月13日(火)
日)日銀金融政策決定会合における主な意見の公表(4月30日5月1日開催分)
英)雇用統計
米)消費者物価指数
▼5月14日(水)
・特になし
▼5月15日(木)
豪)雇用統計
英)第1四半期GDP[速報値]
米)新規失業保険申請件数
米)小売売上高
米)生産者物価指数
米)パウエルFRB議長の発言
▼5月16日(金)
日)第1四半期GDP[速報値]
日)中村日銀審議委員の発言
米)ミシガン大学消費者信頼感指数[速報値]

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