2月24日(火)■米株式市場大幅下落！「バーナンキFRB議長の議会証言」と「米国の金融機関に関する話題」に注目！

本日の為替相場の焦点は、「バーナンキFRB議長の議会証言」と「米国の金融機関に関する話題」にあり。

注目材料が目白押し。

米国の経済指標は、「消費者信頼感指数」への注目度が高い。
「消費者信頼感指数」とは、消費者に対する「現在」と「6ヵ月後」の景況感のアンケート結果。「現在」に関するものは[経済＋雇用]で、「6ヵ月後」に関するものは[経済＋雇用＋所得]に関する調査内容となっている。個人消費の動向把握に重要とされ、注目度は高い。

本日、経済指標以上に注目度が高いのは「バーナンキFRB議長の議会証言」。
本日は「上院銀行委員会」で行われ、明日は「下院金融サービス委員会」で行われる。現在の市場は金融関連の話題に敏感になっているため、その言及次第では大きく反応しそうだ。
その他、時刻は未定だが上下院にて「オバマ大統領が演説」を行う予定にもなっている。

米国以外では、「ドイツのIFO景況指数」や昨日のNY株式市場の大幅下落を受けた「各国の株式市場の動向」に注目が集まる。
「ドイツのIFO景況指数」とは、ZEW景況指数とともに欧州の指標の中で最も注目度が高いもの。約1万社の企業の役員への調査結果を指数化。現況指数と期待指数があり、景況指数はその平均で表される。
先週末からユーロは大きく上下しており、この指標によりどちらへ傾くのか注目される。

「NY株式市場の動向」からは目が離せない。為替相場との相関性は薄れてきているようだが、直近の安値を更新し続けており、その行方が懸念される。「米銀の国有化」や「米AIGへの追加資金注入」など金融危機の再燃と思われる話題も多く出てきており、市場のセンチメントが今後どうなっていくのか見極めたいところ。

本日のトレード用のエサ
▼主要材料
・18時00分：独)IFO景況指数
→ユーロ売り傾向に復活の兆しはあるが。。。
・23時30分：NY株式市場オープン
→このところ不安定な推移が継続中。リスク回避の動向との相関性も薄れてきている。
・24時00分：米)消費者信頼感指数
・24時00分：米)バーナンキFRB議長の議会証言[上院銀行委員会]
→バーナンキFRB議長のコメントに大きく反応しやすいと見る。
・時間未定：米)オバマ大統領の演説[上下両院合同本会議]
▼その他の本日の注目材料や注目点
・特になし

2月23日からの週の為替相場の焦点
▼バーナンキFRB議長の議会証言
▼米国の経済指標
▼NY株式市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の金融及び景気に対する施策
▼米国の銀行の国有化に関する話題
▼ユーロ圏の金融政策に対する思惑

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2月24日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・BOJ議事録(1月21日・22日開催分) ・バーナンキFRB議長の議会証言の1日目 ・上下両院合同本会議でオバマ大統領が演説
08:00		米)フィッシャー：ダラス連銀総裁の講演 【金融危機関連】	BB	要人発言
08:50		日)BOJ議事録(1月21日・22日開催分)	△	-	-
		日)企業向けサービス価格指数	×	-2.5%	-2.5%
18:00		独)IFO景況指数	◎	83.2	83.0
		↑・IFO現況指数		84.8	86.8
		↑・IFO景気期待指数		81.4	79.4
		欧)経常収支	×	-	-160億
18:30		南ア)第4四半期GDP [前期比年率/前年比]	△	-1.4%	+0.2%
				+1.4%	+2.9%
		英)第4四半期総合事業投資【速報値】 [前月比/前年比]	△	-4.2%	-1.3%
				-5.5%	-0.1%
18:40		英)センタンス：BOE委員の講演	△	要人発言
19:00		欧)鉱工業新規受注 [前月比/前年比]	△	-4.9%	-4.5%
				-21.7%	-26.2%
20:00		英)CBI流通取引調査	△	-	-47
23:00		米)S＆P/ケースシラー住宅価格指数	C	-18.35%	-18.18%
24:00		米)消費者信頼感指数	AA	35.0	37.7
		米)住宅価格指数	C	-1.6%	-1.8%
		米)リッチモンド連銀製造業指数	B	-49	-49
		米)バーナンキFRB議長の議会証言 [上院銀行委員会]	S	要人発言
未定		米)オバマ大統領の演説 [上下両院合同本会議]	AA	要人発言
25:30		米)フィッシャー：ダラス連銀総裁の講演 【金融危機関連】	BB	要人発言
26:00		米)デューク：FRB理事の講演	B	要人発言
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

堅調な動向が継続しやすい。堅調な動向をうまく利益化したいが。。。

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戻り売り＆下落追随スタンス

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