■トライオートFXの新ロジック「トライグルトレ」リリース!
多彩なロジック(自動売買プログラム)があらかじめ用意されていて、初心者でも簡単にリピート系発注機能を活用した自動売買ができることで人気の高い、インヴァスト証券[トライオートFX]。
細かい売買を繰り返し、長期的な運用で利益を積み重ねていくのが[トライオートFX]の真骨頂ですが、このたび、これまでとは趣の異なるロジックが追加されました。
その名も、「トライグルトレ」です。
![インヴァスト証券[トライオートFX]・新ロジック「トライグルトレ」](/mwimgs/3/d/-/img_3d4d6f367e23bead6e83bbd0649bd7f8205265.jpg)
2021年3月27日(土)にリリースされた「トライグルトレ」。これまでのロジックと何が異なるのかというと、「短中期取引に特化したロジック」であるところ!
そして、「トライグルトレ」という名前でピンと来た方もいらっしゃると思います。この新ロジック、当サイトでもおなじみの個人トレーダーで、『底辺高校卒業生と最強の為替サイト ザイFX!が作った 【1日5分で稼ぐFX】 グルトレ完全ガイド!』(ダイヤモンド社、定価4500円 + 税)の著者、川崎ドルえもんさんのトレード手法、「グルグルトレイン(グルトレ)」の考え方をもとに、インヴァスト証券が作成したロジックなんです。
【参考記事】
●グルグルトレイン(グルトレ)解説書の決定版がザイFX!からついに発売!
●川崎ドルえもん×大橋ひろこ対談!ウワサのリピート系・グルトレってどんな手法?
インヴァスト証券の公式Youtubeチャンネルに掲載されているこちらの「トライグルトレ」解説動画には、川崎ドルえもんさんご本人も登場していますよ!
■グルトレのトライオートFX版「トライグルトレ」の特徴とは?
「グルトレ」とは、レンジ内でイフダン注文を繰り返すリピート系注文を応用した手法です。
一般的にレンジを逸脱すると損失が拡大してしまうのが、この手のリピート系注文の弱点ですが、グルトレは、あらかじめそれに備える「サポート」というポジションを持っておくのが特徴。「トライグルトレ」にも、もちろん、その特徴は継承されています。
インヴァスト証券の公式サイトで紹介されているトライグルトレの特徴は、下記の5点です。
(1) 相場上昇を想定する「トライグルトレ_ブル」、相場下落を想定する「トライグルトレ_ベア」の2種類がある
(2) 通貨ペアは15通貨ペア×2(ブル・ベア)の全30種類から選択可能
(3) トレンド相場とレンジ相場、それぞれで利益の獲得が期待される
(4) 想定どおりの相場でなくても利益の獲得が期待される
(5) 低資金から運用することも可能
1つずつ、補足していきましょう。
(1)
トライグルトレは、短中期的な相場の上昇を想定したロジック「トライグルトレ_ブル」と、短中期的な相場の下落を想定したロジック「トライグルトレ_ベア」の2種類から選択できます。
(2)
トライグルトレで取引できる通貨ペアは、以下の15通貨ペアです。

(出所:インヴァスト証券)
この15通貨ペアの「トライグルトレ_ブル」と「トライグルトレ_ベア」で、計30種類用意されています。
(3)
トレンド相場でもレンジ相場でも、相場は細かい上下を繰り返しながら推移していきます。
トライグルトレは、トレンド相場では押し目や戻りを拾いながら、レンジ相場ではレンジ内での上昇・下落を狙いながら、利益を積み上げていくことが期待できます。

(出所:インヴァスト証券)
(4)
トライグルトレでは、事前の想定どおりの方向に相場が動いた際はもちろん、想定外にレンジ相場が形成された場合や、想定方向から逆行したのち、ある程度反発したときにも、利益獲得の機会が生まれるしくみになっています。
(5)
トライグルトレは、設定を調整することで、基本設定よりも少ない金額で運用することもできます。
■トライグルトレの3つの注意点を確認
続いて、トライグルトレの注意点について。こちらもインヴァスト証券の公式サイトで紹介されているものを引用すると、以下の3点となります。
(1) 長期運用ではなく、短中期運用を推奨
(2) 自動売買セレクトのシミュレーションは参考にしない
(3) 利確撤退と損切撤退のタイミングが重要
1つずつ補足していきましょう。
(1)
短中期というと、具体的にどのくらいの期間でしょうか? 川崎ドルえもんさんは、紹介したYoutube動画の中で運用期間について2~3週間程度を目安と考え、テクニカルを考慮したうえで運用終了とするのが、トライグルトレが十分に効力を発揮する使い方であると指摘しています。
2~3週間程度というのが、ひとつの目安になるようです。
(2)
[トライオートFX]では、運用したいロジックを選択すると、自動的に年単位という長期での運用を前提としたシミュレーション結果を表示してくれます。
トライグルトレを選択した場合も、同様にシミュレーションが行われるのですが、トライグルトレは、短中期での運用を前提に開発されたロジックなので、このシミュレーション結果は参考になりません。
エントリーの判断については、先ほど紹介したYoutube動画で川崎ドルえもんさんが詳しく解説してくれていますので、そちらも参考になるかと思います。
(3)
トライグルトレは、相場がレンジアウトした時点で運用を終了することを前提としたロジックとなっています。積み上げた利益を守るため、あるいは損失をできる限り小さくするためには、想定レンジから相場が外れてしまった場合、運用を終了するのが鉄則です。
■トライグルトレは4種類の注文で構成されている
以上を踏まえた上で、続いては、トライグルトレのしくみを見てみましょう。
トライグルトレは、「トライグルトレ_ブル」、「トライグルトレ_ベア」ともに、「子本体_買」、「子本体_売」、「サポート」、「ヘッジ」という4種類の注文から構成されています。

(出所:インヴァスト証券)
「子本体」というのは、一定の間隔で出されるリピート注文のこと。
「サポート」というのは、運用終了の際に残ってしまう含み損を相殺するために出しておく注文。
そして「ヘッジ」は、突発的な変動によって、逆行方向へ相場がレンジアウトするとき、逆行ポジションにおける含み損の拡大を一定程度に抑えるための、いわば「保険」のような注文です。
また、トライグルトレの運用レンジは、運用を始める前日の終値を基準に700pips幅で設定されます。
「トライグルトレ_ブル」の場合、前日終値から上に400pips、下に300pipsの間に「子本体」の注文が出され、「トライグルトレ_ベア」の場合、前日終値から上に300pips、下に400pipsの間に「子本体」の注文が出されます。
■綿密に計算された各注文の取引量や注文数
続いて、各注文の注文設定について確認しましょう。
まずは、「子本体」の注文設定から。「子本体」は、700pipsのレンジの中に20pips間隔で「子本体_買」、「子本体_売り」が各35本ずつ出されます。
取引数量は1注文当たり1000通貨で、利確幅は通貨ペアごとに異なる設定がされています。

(出所:インヴァスト証券)
また、利確幅はロジック稼働後に手動で変更することもできるので、自身の裁量で、より利益を追求していけるおもしろさも味わえます。
次に、「サポート」の注文設定です。「サポート」は、先ほど触れたとおり、「運用終了の際に残ってしまう含み損を相殺するために出しておく注文」ですが、もう少し具体的にお伝えすると、事前想定どおりの方向に相場が動いた際、反対方向の「子本体」注文で出てしまった含み損を相殺するために設定します。
ですから「サポート」注文は、「トライグルトレ_ブル」の場合は買い注文となり、「トライグルトレ_ベア」の場合は売り注文となります。
注文は、60pips間隔で12本。取引数量は1注文当たり3000通貨(1本だけ2000通貨)です。
そして、「サポート」は、運用終了時にトレーダーが手動で決済することを想定しているため、利確幅は1000pipsと比較的、大きく設定されています。

(出所:インヴァスト証券)
最後に、「ヘッジ」の注文設定を確認しましょう。「ヘッジ」は、事前の想定と反対方向のレンジの外側20pipsの位置に、1本だけ設定されます。
取引数量は4万2000通貨です。そして、「サポート」同様、手動での決済を想定しているため、利確幅は比較的大きめの1000pipsとなっています。

(出所:インヴァスト証券)
取引数量の4万2000通貨というのは、たとえば「トライグルトレ‗ブルを稼働してから、事前の想定方向に100pips水準まで上昇し、その後、一気に反対方向に400pips下落してレンジアウトする」という相場変動を想定した際に含み損となる、「子本体」2万1000通貨と、「サポート」2万1000通貨の合計4万2000通貨と同量の取引数量になります。

(出所:インヴァスト証券)
つまり、反対方向にポジションを持つため、一定程度、損失の拡大を抑制することになるわけです。その意味で「保険」のような注文となります。
また、ヘッジ注文は、当初想定した相場の方向が間違っているということを示す明確な損切ラインとしても認識されますから、ヘッジ注文が約定した場合は、ロジックの稼働停止とポジションの全決済が推奨されるということです。
■米ドル/円のトライグルトレを運用する際の目安資金は?
では、そんなトライグルトレの運用に必要な資金はどのくらいなのか?という点ですが、これは、必要証拠金額+最大損失想定額が目安とされています。
例として、インヴァスト証券の公式サイトで紹介されていた「トライグルトレ_ブル_米ドル/円」を運用するのに必要な資金を確認してみましょう。
まずは、必要証拠金から。
トライグルトレは、「子本体_買」と「子本体_売」の両建てになりますが、[トライオートFX]では、売り・買いどちらか金額が多い方の必要証拠金額で、売り買いすべてのポジションを保有できます。
たとえば、「トライグルトレ_ブル_米ドル/円」の稼働に必要な証拠金は、ご覧のとおり、7万7000通貨分(トライグルトレの注文設定から算出された取引数量)になります。

(出所:インヴァスト証券)
1米ドル=105円とすると、[トライオートFX]の必要証拠金は、1000通貨あたりの必要証拠金(※)が4400円なので、4400円×77=33万8800円となります。
(※必要証拠金は、日々前営業日の終値を元に算出される)
続いて、最大損失想定額を確認してみましょう。
トライグルトレの最大損失想定額は、ロジック稼働後、相場が事前に想定した方向に400pips推移し、その後、一気に逆方向へ700pips推移したときを想定して算出されます。

(出所:インヴァスト証券)
その際の損失額は、インヴァスト証券の損益シミュレーションによると21万8850円。
よって、トライグルトレの運用資金は、
● 33万8800円(必要証拠金)+21万8850円(最大損失想定額)=55万7650円
が目安となります。
インヴァスト証券の公式サイトで紹介されている、米ドル/円以外の対象通貨ペアの最大損失想定額は、ご覧のとおりです。
【最大損失想定額参考値】
・ クロス円=約22万円
・ ドルストレート=約24万円
・ ユーロ/豪ドル=約19万円
・ 米ドル/スイスフラン=約26万円
・ ユーロ/英ポンド=約33万円
・ 豪ドル/ニュージーランドドル=約18万円
■低資金でトライグルトレを運用する方法って!?
そうは言っても、50万円以上の資金を用意するのは、なかなかハードルが高いもの…。そこで、本記事の前半でも少し触れましたが、トライグルトレを低資金で運用する方法について、ここで紹介したいと思います。
それは、稼働するレンジ幅を700pipsから500pipsに変更し、稼働する「子本体」を減らすというものです。

(出所:インヴァスト証券)
設定の変更は、いったんトライグルトレを稼働してから手動で行うことになります。
こうすることによって、たとえば米ドル/円の場合、必要証拠金額は24万6400円(1米ドル=105円の場合)に、最大損失想定額は10万2050円に縮小されます。
運用資金の目安は、
● 24万6400円(必要証拠金額)+10万2050円(最大損失想定額)=34万8450円
と、通常のトライグルトレより20万円ほど少なくなります。
これなら、[トライオートFX]が初めての方でもチャレンジしやすいのではないでしょうか? 運用資金をカズタマイズできるのは、うれしいですね。
ということで、駆け足ではありますが、トライグルトレの特徴やしくみ、注文設定について概要を紹介しました。より詳しく知りたい方は、インヴァスト証券の公式サイトや冒頭で紹介したYoutube動画をご覧いただくといいと思います。
また、グルトレそのものについて、もっと深く理解したいという方は、川崎ドルえもんさんの著書、『底辺高校卒業生と最強の為替サイト ザイFX!が作った 【1日5分で稼ぐFX】 グルトレ完全ガイド!』(ダイヤモンド社、定価4500円 + 税)も参考にしてみてはいかがでしょうか?

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■たった数秒の手間で全83本の注文が出せる!
さて、ここで簡単にトライグルトレの設定方法を確認しておきたいと思います。
トライグルトレを手動で設定するのはかなり大変そうですが、[トライオートFX]なら、ロジック選択→注文確定と、数秒で稼働することができます。
まずは、取引画面から「トライグルトレ」を選択し、カートに追加します。

そして、カート画面で「注文を確定する」ボタンを押して、運用開始です。

以上の、たった数秒の操作で出せる全83本の注文は、ご覧のとおり。

先に紹介したとおり、「子本体_売」、「子本体_買」が各35本ずつ、「サポート」が12本、「ヘッジ」が1本となっています。
トライグルトレは、シミュレーション結果ではなく、テクニカル指標などを参考にして稼働のタイミングをはかりますので、チャンスを逃さず、すばやく仕掛けられるというのは大事な要素ですよね。
[トライオートFX]は、パソコンからだけでなく、スマホアプリからも稼働や停止、設定変更が可能ですから、チャンスが来たらいつでもどこでも稼働できますし、相場の急変にも対応できます。
当記事で紹介したとおり、トライグルトレは、短中期取引に特化したロジックですので、“一度仕掛けたらほったらかし”ではなく、相場の行方を適宜チェックすることが重要です。スマホアプリからかんたんに操作できるなら、運用開始後も安心ですね。
ちなみに、トライグルトレには必要ありませんが、[トライオートFX]では各ロジックのシミュレーション結果もスマホアプリから確認できますので、通常の長期運用ロジックを稼働する場合も十分、便利に使えますよ!
■上限なしキャッシュバックのトライグルトレキャンペーンも!
最後に、トライグルトレを試してみたい!という方は、現在、[トライオートFX]で実施中の「『トライグルトレ』無限キャッシュバックキャンペーン」をお見逃しなく!
![[トライオートFX]・「トライグルトレ」無限キャッシュバックキャンペーン](/mwimgs/a/0/-/img_a02d831bf8d2bfacdf05a9bb9215840a130348.jpg)
こちらは、キャンペーン期間中の[トライオートFX]・トライグルトレでの取引累計に応じて、1万通貨につき100円が上限なしでキャッシュバックされるキャンペーンです。
新規・決済ともにカウントされますので、相場が動けばかなりのキャッシュバックが期待できそう!? ただし、手動決済やロスカットによる決済は対象外となります。
キャンペーン期間は、2021年3月29日(月)~5月31日(月)まで。参加するにはキャンペーンへの申込みが必要となりますので、口座を開設したら、まずは、当キャンペーンに申込んでおくといいかもしれませんね。
この春、何か新しいことを始めたいと思っている方も、時間はないけどFXは諦めたくないという方も、この機会にぜひ、[トライオートFX]の新ロジック、トライグルトレをチェックしてみてはいかがでしょうか。
(※各種キャンペーンの詳しい条件、期間などについては、インヴァスト証券のウェブサイトなどで必ずご確認ください。キャンペーン条件が変更されたり、キャンペーン期間が延長されたり、キャンペーンが終了したりすることなどがあります)
>>>インヴァスト証券[トライオートFX]の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
(ザイFX!編集部・上岡由布子)
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