本日の為替相場の焦点は、「米国の経済指標」と「NY株式市場の動向」にあり。
米国の経済指標は、「新規失業保険申請件数」や「住宅着工件数/建設許可件数」への注目度が高い。
「新規失業保険申請件数」とは、毎週発表されるものだが、このところの米国の景況感の悪化などから注目度が増している。
「住宅着工件数/建設許可件数」とは、住宅動向を示す経済指標。住宅問題は現在起こっている危機の根本をなす問題なので注目度は高い。
「NY株式市場の動向」には引き続き注目したい。特にNYダウは現在の金融市場を先導しやすいと思われる。昨日は反発して終了しており、方向感がない中で、今後の動向が注目されている。
また、米国の主要企業の決算発表が続く点にも注意。本日は、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、マイクロソフト、AMD、グーグルなどが予定されている。
その他、日銀の「政策金利発表」や「総裁による記者会見」、カナダの「小売売上高」や「中銀の金融政策レポート公表」なども行われる。
明日は週末金曜日。来週27日・28日に次回FOMCを控えるため、週末にかけて、米国を中心に各国の金融政策が相場の焦点になる可能性も高い。
本日のトレード用のエサ
・昼過ぎ:日)BOJ政策金利発表
・16時30分:日)白川:日銀総裁記者会見
・22時30分:加)小売売上高&【除自動車】
・22時30分:米)週間新規失業保険申請件数
・22時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
・23時30分:NY株式市場オープン
・24時30分:加)BOC金融政策レポート公表
1月19日からの週の為替相場の焦点
▼米国が19日が祝日で連休明けとなる点
▼オバマ政権への期待(20日に就任式)や各種施策への評価
▼NY株式市場の動向(大手企業の決算発表多し)
▼米国の経済指標(今週は比較的少ない)
▼金融当局者や要人による発言
▼来週27日・28日にFOMCが控える点
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1月22日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・日銀金融政策決定会合(21日・22日、本日が政策金利発表日) ・米主要企業決算発表→バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、マイクロソフト、AMD、グーグル他 |
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07:30 | NZ)企業景況感(PMI) | × | - | 35.4 | |||||||
08:50 | 日)通関ベース貿易収支 | × | -2780億 | -2234億 | |||||||
昼 過ぎ |
日)BOJ政策金利発表 | ◎ | 0.10% 据え置き |
0.10% 据え置き |
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16:30 | 日)白川:日銀総裁記者会見 | ◎ | 要人発言 | ||||||||
18:00 | 欧)ECB月例報告 | △ | - | - | |||||||
19:00 | 欧)製造業受注 | △ | -5.0% | -4.7% | |||||||
20:00 | 英)CBI製造業受注指数 | △ | - | - | |||||||
22:00 |
欧)トゥンペル・グゲレル:ECB理事 の講演 |
△ | 要人発言 | ||||||||
22:30 | 加)景気先行指数 | △ | -0.6% | -0.7% | |||||||
加)小売売上高 | ◎ | -2.0% | -0.9% | ||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | -1.5% | -1.1% | |||||||||
米)週間新規失業保険申請件数 | A | 54.5万件 | 52.4万件 | ||||||||
米)住宅着工件数 | A | 60.5万件 | 62.5万件 | ||||||||
↑・建設許可件数 | 60.0万件 | 61.6万件 | |||||||||
24:00 | 米)住宅価格指数 | C | -1.2% | -1.1% | |||||||
24:30 | 加)BOC金融政策レポート公表 | ◎ | - | - | |||||||
24:35 | 米)週間原油在庫 | B | - | +114万 | |||||||
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NY株式市場の動向に注意。NYダウ下落で円買いヨリ。
ユーロ売り・ドル買い再開&加速で追随。
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