5月4日(月)■東京市場とロンドン市場が休場。『米経済指標』と『NY株式市場の動向』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米経済指標』と『NY株式市場の動向』にあり。

週明け月曜日。
日本はGWで東京市場が休場。
英国は祝日でロンドン市場が休場。
複数の国がレイバーデー絡みの連休明けとなる。

米国の経済指標は、
・「中古住宅販売保留」※１
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。

また、経済指標以外では、
・「金融当局者による発言」
・「ロンドン市場が休場である点」
・「ECB政策金利発表＆総裁会見が木曜日に控える点」
・「米銀のストレステストの結果公表が7日に控える点」
・「米自動車業界に関するの話題」
などの材料に注目したい。

その他、
「NY株式市場の動向」は、その上下に為替相場が影響されやすいため、引き続き重要となる。

「主要市場の1つであるロンドン市場が休場」のため薄い商いが予想される他、「7日に米銀のストレステスト結果公表」を控えて思惑などが発生しやすい。
ECB理事会を木曜日に控える事から「ユーロ圏の金融政策」に関する思惑にも注意したい。

直近の金融市場のテーマは、
以下に関するものが主となっている。
・「経済指標の結果」
・「豚インフルエンザ」
・「米国の金融機関」
・「米国の自動車業界」
・「ユーロ圏の金融政策」

★本日発表の経済指標の詳細
※１→「中古住宅販売保留」とは、契約は成立しているが所有権の移転が完了していないものを指す。契約完了に至る割合が高いため、住宅指標の先行指標となる。

本日のトレード用のエサ
・22時30分：NY株式市場オープン
・23時00分：米)中古住宅販売保留

5月4日からの週の為替相場の焦点
▼NY株式市場の動向
▼米国の経済指標(週末の雇用統計を中心に)
▼金融当局者や要人の発言(バーナンキの議会証言や講演あり)
▼ユーロ圏の金融政策への思惑(7日にECB政策金利発表あり)
▼米国の金融機関の話題(7日にストレステストの結果公表)
▼米国の自動車業界の話題(資本・経営・破綻処理等)
▼日本がゴールデンウィークである点

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5月4日(月)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・週明け月曜日 ・複数の国がレイバーデー絡みの連休明け ・東京、英国が祝日で、東京、ロンドン市場が休場 ・7日に米銀ストレステスト結果発表が控える(当初4日の予定が延期)
10:30		豪)第1四半期住宅価格指数 [前期比/前年比]	△	±0.0%	-0.8%
				-3.9%	-3.3%
15:00		独)小売売上高指数 [前月比/前年比]	△	+0.2%	-0.2%
				-0.4%	-5.3%
16:30		ス)SVME購買部協会景気指数	△	34.0	32.6
16:55		独)製造業PMI【確報値】	×	35.0	35.0
17:00		欧)製造業PMI【確報値】	×	36.7	36.7
18:00		南ア)インベステックPMI	×	-28.0	36.0
18:30		欧)アルムニア：欧州委員の会見	△	要人発言
20:00		欧)パパデモス：ECB副総裁の講演	○	要人発言
23:00		米)中古住宅販売保留	AA	±0.0%	+2.1%
		米)建設支出	B	-1.4%	-0.9%
25:30		米)ホーニング：カンザスシティ連銀総裁 の講演	B	要人発言
27:00		米)ラッカー：リッチモンド連銀総裁の講演	BB	要人発言
太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

東京＆ロンドン市場が休場のため見送り

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もしも、NY市場で「ドル買い・ユーロ売り」に傾けば、追随。

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