NY株式市場暴落。本日は注目材料が目白押し。『リスク回避の傾向の加速』と『NY株式市場の動向』に注目！

金融不安が爆発する中、本日の注目材料は目白押し。

為替相場の焦点は、『リスク回避の傾向の加速』と『NY株式市場の動向』にあり。

米国の経済指標は、「消費者物価指数」や「対米証券投資」への注目度が高い。
それぞれの内容で、相場は反応すると思われるが、本日はこの後に「米上院委員会でGSE救済に関する公聴会」が開催される他、「ゴールマン・サックスの決算発表」が行われ、更には「FOMC政策金利と声明」が公表される。

「米上院委員会でのGSE救済に関する公聴会」はポールソン財務長官やロックハート連邦住宅金融局局長が証言を行う予定で、内容次第では金融市場を大きく動かしそうだ。
「FOMC」は、先週まで据え置きが確実視されていたが、ここに来て利下げ期待も出ている。政策金利に関してはもちろんだが、その声明の内容にも気をつけたい。

本日は数多くの注目材料が控えるが、現在の金融市場には金融不安が爆発しており、既に加速している「リスク回避の動向」が更に加速するかどうかに一番の注目が集まる。
特に「NY株式市場」はその動向を敏感に反映しやすく、為替相場に影響を与えやすいので注視したい。

米国以外の材料では、「英国の消費者物価指数」や「ドイツのZEW景況感調査」、「ユーロ圏の消費者物価指数」などに気をつけたい。
明日には、「日銀の政策金利」や「BOE議事録」、「米住宅指標」、「モルガンスタンレーの決算」の発表などを控える。

本日の注目材料
→米国以外
▼豪)RBA議事録（9月2日開催分）
▼英)消費者物価指数＆【コア】
▼独)ZEW景況感調査
▼欧)消費者物価指数
→米国
▼米)消費者物価指数＆【コア】
▼米)対米証券投資
▼米)上院銀行住宅都市委員会でGSE救済に関する公聴会が開催
▼米)ゴールドマン・サックス決算発表
▼米)FOMC政策金利発表

今週の為替相場の焦点
・「ドル買い」や「円買い」、「欧州及び高金利・資源国通貨売り」傾向の継続
・米国の経済指標(鉱工業生産やCPI、住宅指標など)
・米上院委員会でのGSE救済に関する公聴会(ポールソン他)
・米国の金融機関の決算発表(ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレー)
・ドイツのZEW景況感調査を中心としたユーロ圏の経済指標
・NY株式市場の動向(特に金融株)
・原油・商品価格の動向(調整・下落の継続)
・9月16日のFOMC声明(景気認識や今後の金融政策など)
・金融不安に通じる材料への反応(GSEや金融機関の危機に関する話題など)
・欧・米の金融当局者や要人の発言

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今日の重要指標			指標ランク	コンセン サス	前回 発表値
・RBA議事録(9月2日開催分) ・米上院銀行住宅都市委員会でGSE救済に関する公聴会が開催 ・ゴールドマン・サックスの決算発表
10:30		豪)RBA議事録（9月2日開催分）	◎	-	-
13:00		日)首都圏新規マンション発売	×	-	-44.5%
14:00		日)消費者態度指数	×	-	31.6
15:00		独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比]	×	-0.3%	-0.3%
				+3.1%	+3.1%
16:15		ス)第2四半期鉱工業生産 [前期比/前年比]	△	+5.1%	-9.3%
				+3.0%	+4.3%
17:30		英)消費者物価指数 [前月比/前年比]	◎	+0.5%	±0.0%
				+4.6%	+4.4%
		↑・消費者物価指数【コア】		+1.9%	+1.9%
		英)小売物価指数 [前月比/前年比]	△	+0.4%	-0.1%
				+4.9%	+5.0%
		↑・小売物価指数【コア】		+5.5%	+5.3%
		英)DCLG住宅価格	×	-2.1%	+0.6%
18:00		独)ZEW景況感調査	◎	-52.0	-55.5
		欧)ZEW景況感調査	△	-55.0	-55.7
		欧)消費者物価指数 [前月比/前年比]	○	-0.2%	-0.2%
				+3.8%	+3.8%
21:30		加)製造業出荷	△	+0.8%	+2.1%
21:30		米)消費者物価指数 [前月比/前年比]	AA	±0.0%	+0.8%
				+5.5%	+5.6%
		↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.2%	+0.3%
				+2.6%	+2.5%
22:00		米)対米証券投資 [ネット長期フロー]	A	+550億	+534億
		↑・対米証券投資 [ネットフロー合計]		+440億	+511億
未定		米)ゴールドマン・サックス決算発表	AA	-	-
26:00		米)NAHB住宅市場指数	C	17	16
27:15		米)FOMC政策金利発表	SS	2.00% 据置	2.00% 据置
要人発言予定
23:00		米)ポールソン：財務長官★証言 【GSE救済】[上院銀行住宅都市委員会の公聴会]
		米)ロックハート：連邦住宅金融局局長★証言 【GSE救済】[上院銀行住宅都市委員会の公聴会]
24:00		ス)ヒルデブランド：SNB副総裁◆講演
■指標ランク について 米指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

リスク回避が加速。急激な反発に気をつけながらショートで追随。クロス円もショート。

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金融不安でドル売りヨリも、ドルは底堅い。短期的な上下についていく。

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