週明けの為替相場は、大きくドル売り・円買い方向に窓を空けてオープンしている。
米証券大手のリーマン・ブラザーズ救済に関する協議が難航している事などからリスク回避の動向が出ていると思われる。
本日は日本が祝日で東京市場が休場。
そのため、15日だがゴトオ日の商いはない。
為替相場の焦点は、『リーマン・ブラザーズ救済を巡る話題』と『NY勢やNY株式市場の動向』にあり。
米国の経済指標は、「NY連銀製造業指数」と「鉱工業生産」への注目度が高い。
ただ、本日はリーマン・ブラザーズ救済を巡る問題が燻っている事もあり、「NY勢の動向」や「NY株式市場の反応」への注目度の方が高いと思われる。NYタイムになっても有効な解決策が出ないようだと、金融株を中心に下落し、大きくマイナスに傾く可能性も高い。
まずは「この話題の顛末」や「リスク回避の動向」の行方を見極めたいところ。
明日には、「米上院委員会でGSE救済に関する公聴会」や「FOMC」が開催されるのをはじめ、「米国のCPI」や「ゴールドマン・サックスの決算発表」が行われるなど注目材料が相次ぐ。
それが、「ドル売り」でも「ドル買い」でも、大きな振れに結びつきやすい。
本日の注目材料
→米国以外
▼東京市場休場
→米国
▼米)NY連銀製造業景気指数
▼米)鉱工業生産
今週の為替相場の焦点
・「ドル買い」や「円買い」、「欧州及び高金利・資源国通貨売り」傾向の継続
・米国の経済指標(鉱工業生産やCPI、住宅指標など)
・米上院委員会でのGSE救済に関する公聴会(ポールソン他)
・米国の金融機関の決算発表(ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレー)
・ドイツのZEW景況感調査を中心としたユーロ圏の経済指標
・NY株式市場の動向(特に金融株)
・原油・商品価格の動向(調整・下落の継続)
・9月16日のFOMC声明(景気認識や今後の金融政策など)
・金融不安に通じる材料への反応(GSEや金融機関の危機に関する話題など)
・欧・米の金融当局者や要人の発言
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今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週明け月曜日 ・リーマン・ブラザーズ救済難航から窓空けオープン ・東京市場休場(敬老の日、15日だがゴトオ日の商いはない) ・香港市場休場 |
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07:45 | NZ)第2四半期製造業売上高 | × | - | +3.7% | ||||
16:15 | ス)実質小売売上高 | △ | +2.3% | +0.7% | ||||
ス)生産者輸入価格 [前月比/前年比] |
△ | -0.2% | +0.7% | |||||
+4.3% | +0.5% | |||||||
18:00 | 欧)第2四半期労働コスト | × | +3.5% | +3.3% | ||||
21:30 | 加)新車販売台数 | × | -0.4% | -1.0% | ||||
21:30 | 米)NY連銀製造業景気指数 | A | 1.5 | 2.8 | ||||
22:15 | 米)鉱工業生産 | AA | -0.3% | +0.2% | ||||
米)設備稼働率 | B | 79.6% | 79.9% | |||||
要人発言予定 | ||||||||
18:00 | 欧)トリシェECB総裁◆講演 | |||||||
21:00 | 欧)トゥンペル・グゲルル:ECB理事◆講演 | |||||||
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週明け窓空けでNYタイムまで様子見
週明け窓空けでNYタイムまで様子見
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