羊飼い

9月1日(火)■『米国の経済指標』と『NY株式市場の動向』、そして『明日にFOMC議事録を控える点』に注目！

2009年09月01日(火)07:58公開 [2009年09月01日(火)07:58更新]

本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標』と『NY株式市場の動向』、そして『明日にFOMC議事録を控える点』にあり。

米国の経済指標は、
・「ISM製造業景況指数」
・「中古住宅販売保留」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「豪)住宅建設許可件数」
・「豪)RBA政策金利＆声明発表」
・「英)製造業PMI」
などが主な注目材料。

経済指標以外では、
・「月初要因」
・「英国が連休明け」
・「明日に『FOMC議事録(8月11日・12日開催分)』を控える」
・「米国の株式市場」
・「上海株式市場」
・「米国の長期金利」
・「原油価格」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意したい。

★★★

9月入りで最初の営業日。
ロンドン市場が連休明け。

本日の米国の経済指標は、「ISM製造業景況指数」と「中古住宅販売保留」がメイン。
市場は米国の経済指標の結果に敏感になっている。本日から新しい月が始まることもあり、相場変動のキッカケとしても注視したい。

「NY株式市場」と「米国の長期金利」の動向は引き続き最重要項目。
「NYダウ」の動向でリスク許容度が、「米金利」の動向でドルへの嗜好が左右されやすい傾向が続いている。各々の注目材料での「NYダウ」や「米金利」の反応を見極めたい。
また、ここ最近影響力が増している「原油価格」や「上海株式市場」の動向も重要。

その他、明日に「FOMC議事録(8月11日・12日)」、木曜日に「ECB政策金利発表＆トリシェ総裁の発言」、週末に「米雇用統計」や「G20財務相会合」など、ビッグイベントを数多く控える点にも注意したい。

■□■本日のトレード用のエサ
・10時30分：豪)住宅建設許可件数
・13時30分：豪)RBA政策金利＆声明発表
・17時30分：英)製造業PMI
・23時00分：米)ISM製造業景況指数
・23時00分：米)中古住宅販売保留

8月31日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼NY株式市場
▼上海株式市場
▼米国の経済指標
▼米国の長期金利
▼原油価格
▼FOMC議事録(8月11日・12日開催分)
▼ECB政策金利発表やトリシェ総裁の発言
▼G20財務相会合(9月4日・5日)
▼来週月曜日が米国の祝日で連休となる点
▼金融当局者や要人による発言
▼月末・月初要因
▼衆議院選の結果への反応

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9月1日(火)の為替相場の注目材料

指標ランク
(注目度＆重要度)

コンセン
サス

前回
発表値

・9月最初の営業日
・英国が連休明け

10:00

中)製造業PMI

○

53.3

10:30

豪)住宅建設許可件数
[前月比/前年比]

◎

+3.3%

+9.3%

-9.1%

-14.3%

豪)第2四半期経常収支

△

-107.00億

-46.14億

13:30

豪)RBA政策金利＆声明発表

◎

3.00%
据え置き

14:45

ス)第2四半期GDP
[前期比/前年比]

△

-1.0%

-0.8%

-3.0%

-2.4%

15:00

独)小売売上高指数
[前月比/前年比]

△

+0.7%

-1.8%
(-1.3%)

-1.2%

-1.6%

16:30

ス)SVME購買部協会景気指数

△

46.9

44.3

16:55

独)失業者数

△

+3.0万人

-0.6万人

↑・失業率

8.4%

8.3%

独)製造業PMI【確報値】

49.0

17:00

欧)製造業PMI【確報値】

47.9

17:30

英)製造業PMI

◎

51.5

50.8

英)消費者信用残高

+1億

英)マネーサプライM4【確報値】

+13.6%

英)モーゲージ承認件数

5.00万件

4.76万件

18:00

欧)失業率

△

9.5%

9.4%

23:00

米)ISM製造業景況指数

50.5

48.9

米)中古住宅販売保留

+1.6%

+3.6%

米)建設支出

-0.1%

+0.3%

太字→赤太字の順番で重要。ピンク太字は金融政策関連。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言。
指標ランクについて	米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記	指標部分についての免罪事項及びご利用上注意点