『米大手金融機関の決算発表』と『米経済指標』及び『ベージュブック』に注目！

前日の為替相場は、軒並み好結果だった経済指標を受けて、ドルは上昇した。NY株式市場もプラスで引けている。

本日のNYタイム以前の注目材料は英国の失業率ぐらい。
NYタイムでは、大手金融機関の決算や注目度の高い経済指標が並ぶ。

本日の焦点は、『大手金融機関の決算発表』と『米国の経済指標』及び『ベージュブック』にあり。

本日より『米国の大手金融機関の決算発表』が本格化。本日はJPモルガン・チェースとウェルズ・ファーゴの発表を控える。想定以上の結果が出れば今後の相場の流れを決定する要因にもなり得る。

『米国の経済指標』は『消費者物価指数』と『住宅指標』、『鉱工業生産』と続く。どれも注目度の高い経済指標であり、それぞれの結果が相場を動かす要因となり得る。ただ、住宅指標は悪くて当たり前の感も出てきており、多少悪い結果でも反応しにくい傾向もあることや、消費者物価指数は良い結果でもスタグフレーションが連想されやすく単純にポジティブな材料とはなりにくい面もある点には注意したい。

NY午後に発表される『ベージュブック』にも大きな注目が集まる。ベージュブックは全米の12の地区連銀による経済報告であり、次回FOMCでの金融政策決定の礎となるもの。

その他、米国の主要企業の決算発表によるNY株式市場の反応や複数予定されている米国の要人発言にも気をつけたい。
G7明け後に為替相場は多少動いたが、現在は再び方向感の出にくい状況となっている。

★[[[本日の注目材料]]]
→米国以外
・英)失業率/失業保険申請件数
→米国
・JPモルガン・チェース決算発表
・ウェルズ・ファーゴ決算発表
・消費者物価指数
・住宅着工件数/建設許可件数
・鉱工業生産
・ベージュブック

★[[[今週の為替相場の焦点]]]
・G7の影響や週明けの金融市場の反応
・『ドル売り』・『リスク回避』の動向の再開
・相次いで発表される注目度の高い米経済指標
・ベージュブックなどによる次回FOMCや今後の金融政策への思惑
・米大手金融機関の決算発表
・NY株式市場を中心とした金融市場の動向

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4月16日(水曜日)★今日の重要指標			指標ランク	コンセン サス	前回 発表値
・米大手企業決算発表：コカ・コーラ/ＪＰモルガン/ウェルズ・ファーゴ/ＩＢＭ/イーベイ
15:00		日)工作機械受注【確報値】	×	-	+2.9%
		独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比]	△	+0.5%	+0.5%
				+3.1%	+3.1%
17:00		南ア)実質小売売上高	○	-	+0.2%
17:30		英)失業率	◎	2.5%	2.5%
		↑・失業保険申請件数		-0.28万	-0.28万
18:00		欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比]	△	+0.9%	+0.3%
				+3.5%	+3.5%
		↑・消費者物価指数コア【確報値】		+1.8%	+1.9%
21:30		加)製造業出荷	×	+0.8%	+1.3%
20:00		米)JPモルガン・チェース決算発表	AA	-	-
株前		米)ウェルズ・ファーゴ決算発表	AA	-	-
21:30		米)消費者物価指数 [前月比/前年比]	S	+0.3%	0.0%
				+4.0%	+4.0%
		↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.2%	0.0%
				+2.4%	+2.3%
		米)住宅着工件数	AA	101.0万件	106.5万件
		↑・建設許可件数		97.3万件	98.4万件
22:15		米)鉱工業生産	A	-0.1%	-0.5%
		米)設備稼働率	B	80.3%	80.4%
27:00		米)ベージュブック (地区連銀経済報告)	S	-	-
要人発言予定(未確認情報含む)
24:30		米)イエレン：サンフランシスコ連銀総裁★講演【米経済について】
25:30		米)プロッサー：フィラデルフィア連銀総裁★講演【金融政策】
26:00		米)マコーミック：財務次官★講演
27:30		米)ミシュキンFRB理事★議会証言
■指標ランク について 米指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

方向感なし。本日より本格化する米国の大手金融機関の決算発表が爆弾となるか。 103円を上抜けるまでは現在の相場観を維持。ショート継続。

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1.57台でのロング構築を狙う。1.6の壁は激しく重いがいつか抜ける日が来るだろう。

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