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米国人“カリスマFXコーチ”に聞く(2)
簡単で勝率が高い“NYボックス”とは?

2010年02月15日(月)17:23公開 (2010年02月15日(月)17:23更新)
ザイFX!編集部

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「米国人“カリスマFXコーチ”に聞く(1) 資産3億4000万円、ロブ・ブッカー氏登場」からつづく)

■ボックスからのブレイク、その判断はどの時点で行う?

前回説明したとおり、NYボックスはニューヨーク時間の深夜0時と朝の7時のところにタテ線を引いてボックスを描いたが、そこまでは準備作業「米国人“カリスマFXコーチ”に聞く(1) 資産3億4000万円、ロブ・ブッカー氏登場」参照)

 実際にトレードする時間はニューヨーク時間の朝7時から次のボックスを描き始める深夜0時までの間ということになる。

 NYボックスというトレード手法の中には、実は2つの種類があるが、その1つが「ブレイクアウトトレード」だ。

 これは、NY時間の朝7時以降に、相場がこのボックスをブレイクしたら、その動きについていくやり方。上に抜けたら「買い」、下に抜けたら「売り」でエントリーすることになる。

 その時、ボックスを抜けたかどうかは、15分足のローソク足が完全にできあがってから判断する。つまり、15分足が形成される途中で、一時的にボックスを抜けることがあっても、ローソク足が完成した段階で、またボックス内に戻ってしまったケースではエントリーしてはいけないということだ。
NYボックス(クリックで拡大)
(チャート提供:FOREX.com Japan

■“NYボックス”でエントリーする際のコツ

 1本のローソク足が完成するのを見届けないといけないという話になると、ボックスの上限を超えたら買いが入るようにあらかじめ逆指値を置いておくというわけにはいかない。

 逆指値では○○円以上になったら買いという注文を入れておくことはできるが、「15分足の完成を待って」などという命令は通常入れることができないからだ。

 となると、やはり、トレードする際には相場をずっと見ていなくてはいけないのだろうか? そこのところをロブに聞いてみた。

 「ボクはトレードが始まるまでは見ていることが多いけれど、トレードツールでアラームを設定して、何か他のことをやっていることもあるよ」

 「その場合は、ボックスを抜けるあたりでツールのアラームが鳴るように設定しておく。アラームが鳴ったら、デスクに戻って15分足のチャートを観察する。

 そして、15分足が完全にできあがった段階でも、それがボックスを抜けた位置にあればエントリーするというわけだ」
■“NYボックス”は勝率が高い!

NYボックスの決済ポイントは、ボックスを抜けた次のローソク足の始値から20pips離したところで利益確定、逆方向に30pips離したところで損切りということになる(※)。

(※「pips」とは基本的には取引レートの最小単位のこと。米ドル/円の場合であれば、20pipsは20銭ということになる)
NYボックス(クリックで拡大)
(チャート提供:FOREX.com Japan

 「これは利益の値幅より、損失の値幅の方が大きいからトレードの常識としては良くないんだけど、NYボックスは例外。勝率が高いから、これで十分利益が出るんだ。

 エントリーしたあとは、利益確定と損切りの注文を両方入れて、あとはトレードツールから離れてしまって、結果を待つ方がいい。相場を見過ぎると心配になって、設定を変更してしまったりするからね」

 ちなみにボックスを抜けた瞬間にエントリーするのではなく、15分足のローソク足が完成するのを待ってからエントリーするのは、「数カ月の研究の結果、その方が利益がかなり多かったから」ということだ。

■大きな利益が期待できる「リバーサルトレード」

 以上がNYボックスの「ブレイクアウトトレード」だが、最初に述べたとおり、NYボックスのトレード手法の中にはもう1つの種類がある。それが「リバーサルトレード」だ。

 これは「ブレイクアウトトレード」で残念ながら損切り注文に引っかかってしまった場合、逆方向のエントリーをすぐ行うものだ。

 つまり、最初に買いから入ったのに、相場が下がって損切りになってしまったら、今度は売りから入るのだ(もしも、最初に売りから入った場合は、当然、「リバーサルトレード」では買いから入ることになる)。

 この場合、決済はNYボックスの底辺で利益確定、エントリーポイントから30pips上で損切りということになる。
NYボックス(クリックで拡大)
(チャート提供:FOREX.com Japan

 「リバーサルトレードは利益確定のポイントが比較的遠くなるので、大きな利益が期待できるよ。

 それと、NYボックスは『ブレイクアウトトレード』と『リバーサルトレード』を必ずセットで行うこと。どちらかだけをトレードするのでは効力を発揮しないからね」

 ちなみにNYボックスのトレード機会は1日(ニューヨーク時間の朝7時から深夜0時)のうち“1セット”だけ。「ブレイクアウトトレード」で成功すれば、それで終了だし、「ブレイクアウトトレード」で失敗した場合は「リバーサルトレード」を行って、それで終了だ。

 それ以降に再びチャートがボックスを抜けることがあっても、それはNYボックスのトレード対象とはならない。

 NYボックスはとてもわかりやすいトレード手法で、ロブの言うとおり、初心者にもオススメなのだが、さらに他にも何かいい手法はないか、記者は続けて聞いてみた。

「米国人“カリスマFXコーチ”に聞く(3) 米国流トレード法・2trendy(2トレ)とは?」へつづく)

(取材・文/ザイFX!編集部・井口稔  撮影/和田佳久)
 
※ロブ・ブッカー氏への取材記事は2月20日発売の月刊マネー誌『ダイヤモンドZAi』4月号にも掲載予定です!

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