私としては、ニューヨーク市場がはじまっても米国株があまり下がらないということで、クロス円の上昇に引っ張られてしまうかも?と気にはなっていた。しかしテクニカルなんだから野太く持とうなどと、ちょっと格好つけたのが良くなかった。まあ、今朝1.3400ちょうどのストップがついてしまったのは、次のチャンスを見つけるための費用だと割り切ることにしようっと。
ところでユーロの全面的な切り返しで終了した昨日の海外市場だったが、いまだに行方がはっきりしない。ギリシアの救援措置にかんしては早くもネガティブな見方も出てきている。肝心の為替相場でユーロドルが100ポイントくらいしか動いていないので、まったく判断材料に欠いている。追いかけようにも、どちらに相場を張ればよいか悩んでしまう。
しかしひとつのベンチマークを与えるギリシアの国債価格は持ち直していない。つまり、依然として信用リスクに問題アリの状態が続いているということだ。米国株などリスク資産が高止まりしているのが妙に市場のリスク許容度の増加を促していて、リスクに対しての目を曇らせているという気もする。
昨日の米国株は反落した感じとなったが、これが崩れ始めであるとしたら、クロス円は絶好の売り場になる。ユーロ円などは126円台を何度かつけにいっているが、そこが戻しの限界だったということもありうる。
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