昨日の欧州市場、このところユーロドルは1.3045から1.2950の狭いレンジにはまり込んでいたのだが、ついにそのレンジを上のほうに抜けてきた。ユーロドルは1.3070台となった。ドル円も87円台を割れてきて、ドル全面安の展開へ。
ドル円はいよいよ今年の安値86.25を下抜けしていくことになるかもしれない。夜に予定される経済イベントも少なかったが、翌日に米国のGDP、シカゴ購買部の発表を控えている。これまでのところはテクニカルムーブだが、そこまでに米経済の不透明さを織り込んでいくことになるのではないかと思った。
欧州がランチタイムになる頃にドル円が86.70台をつけていた。私はむしょうに売りたいという気になったが、米国市場の序盤まで待ってみることにした。なにしろ今年の安値付近まで数十ポイントに迫っているとはいえ、イベントがないなか、なんとなくでは大きく下押しのドライブがかかるのは難しいはずだ。リバウンドの棄権しもある。一度つくったら翌日のGDPまで持ち切りたいので、なるべく良いレートでドル円のショートをつくりたいと考えていた。
欧州株が金融危機が発生して以来の高値を超えてくるなか、米国株も強めにスタートした。クロス円に引っ張られて、ドル円も87円台を回復してきた。しかし1時間足でドル円を眺めると、きれいな下降トレンドが引ける。トレンドラインは87.30くらいだった。ロスカットはかなり近めだが置きやすいし、損切りがつけばまた売りなおせばよいだけのことだと思って、87.30にロスカット注文を置いて87.07でドル円ショートを作った。
ロスカット注文を置いてあるので、そのまま就寝した。朝になって確認したが、ドル円は86円台ミドルから後半までの小動きに終始していて、上手い具合に損切りもついていなかった。
本日のアジア市場がはじまると円の全面高となり、ドル円はついに東京市場のランチタイムに今年の最安値レベルまできた。さすがに今年の最安値付近まできたため、政府要人の円高に関する発言もいくつか聞こえてきた。しかし結局のところ実弾介入はできないだろうと、マーケットからは足元を見られることになっているだけという感じだった。
さていよいよ21時半にアメリカのGDPが発表になる。事前のコンセンサスはプラス2.5%だ。またニューヨーク市場オープン後にはシカゴ購買部も出てくる。本日、今のところのドル円の安値は欧州市場に入ってつけた86.10台である。ドル円はサブプライム以降の安値が84.82だ。86円台を割れくるとそれを目指して動いていくことになるだろう。トレンドラインも下がって行くので、ロスカットも下げて指標に臨みたい。
日本時間 19時00分
さていよいよ21時半にアメリカのGDPが発表になる。事前のコンセンサスはプラス2.5%だ。またニューヨーク市場オープン後にはシカゴ購買部も出てくる。本日、今のところのドル円の安値は欧州市場に入ってつけた86.10台である。ドル円はサブプライム以降の安値が84.82だ。86円台を割れくるとそれを目指して動いていくことになるだろう。トレンドラインも下がって行くので、ロスカットも下げて指標に臨みたい。
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年12月2日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください |
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