本日の為替相場の焦点は、『米ドルと日本円の方向性』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『米国の雇用統計の発表』にあり。
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12月3日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末 | ||||||||||||||
06:30 | 豪)AIG建設業指数 |
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- | 57.6 | ||||||||||
10:45 | 中)財新サービス業PMI |
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53.0 | 53.8 | ||||||||||
16:00 |
ト)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
|
+3.00% | +2.39% | ||||||||||
+20.70% | +19.89% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 | +17.50% | +16.82% | ||||||||||||
ト)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
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+6.00% | +5.24% | |||||||||||
+49.00% | +46.31% | |||||||||||||
16:45 |
仏)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
|
+0.5% | -1.3% | ||||||||||
-0.4% | +0.8% | |||||||||||||
仏)製造業生産指数 [前月比/前年比] |
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+0.8% | -1.4% | |||||||||||
-0.5% | +0.1% | |||||||||||||
仏)財政収支 |
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- | -1751億 | |||||||||||
17:30 | 欧)ラガルドECB総裁の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
17:50 | 仏)サービス業PMI【確報値】 |
|
58.2 | 58.2 | ||||||||||
17:55 | 独)サービス業PMI【確報値】 |
|
53.4 | 53.4 | ||||||||||
18:00 | 欧)サービス業PMI【確報値】 |
|
56.6 | 56.6 | ||||||||||
18:30 | 英)サービス業PMI【確報値】 |
|
58.6 | 58.6 | ||||||||||
19:00 |
欧)小売売上高 [前月比/前年比] |
|
+0.2% | -0.3% | ||||||||||
+1.2% | +2.5% | |||||||||||||
20:00 | 英)サンダースMPC委員の発言 |
|
要人発言 | |||||||||||
22:30 | 加)失業率 |
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6.6% | 6.7% | ||||||||||
↑・雇用ネット変化 | +3.50万人 | +3.12万人 | ||||||||||||
加)第3四半期労働生産性指数 |
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-0.8% | +0.6% | |||||||||||
米)雇用統計:非農業部門雇用者数 |
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+55.0万人 | +53.1万人 | |||||||||||
↑・失業率 | 4.5% | 4.6% | ||||||||||||
↑・製造業雇用者数 | +4.2万人 | +6.0万人 | ||||||||||||
↑・平均時給 [前月比/前年比] |
+0.4% | +0.4% | ||||||||||||
+5.0% | +4.9% | |||||||||||||
23:15 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言(投票権なし) |
|
要人発言 | |||||||||||
23:45 | 米)サービス業PMI【確報値】 |
|
57.0 | 57.0 | ||||||||||
24:00 | 米)ISM非製造業景況指数 |
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65.0 | 66.7 | ||||||||||
米)製造業受注指数 |
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+0.5% | +0.2% | |||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/製造業雇用者数/平均時給
・23時15分:米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言(投票権なし)
・24時00分:米)ISM非製造業景況指数
・24時00分:米)製造業受注指数
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時45分:中)財新サービス業PMI
・17時30分:欧)ラガルドECB総裁の発言
・22時30分:加)失業率&雇用ネット変化
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・週末
・金融当局者や要人による発言(今後のインフレや利上げ時期を推し量る上で注目度増す、次期FRB議長にパウエル現FRB議長の再任が決定済み)
・米ドルと日本円の方向性
・新型コロナウイルスの感染状況(新たに発見された変異株に懸念が高まる)
・主要な株式市場(米国中心)
・米国の国債市場と長期金利
・米国の金融政策(11月24日に議事録の公表を消化済み→12月15日に次回金融政策発表を予定、次期FRB議長にパウエルFRB議長の再任決定での思惑、新たな変異株を含めた新型コロナ感染状況も重要)
・金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン)
・中国企業・恒大集団の経営破綻懸念
・原油と金を中心とした商品市場
・バイデン米大統領の発言
・米国の債務上限問題(次の期限は12月15日)
・バイデン政権による景気刺激策や増税案
・欧州の金融政策(12月16日に次回金融政策発表を予定)
・日本の金融政策(12月17日に次回金融政策発表を予定)
・中国政府による民間企業への締め付け問題
・米中対立の悪化や米国による中国排除の動き
などが重要となる。
★★★
本日は、週末金曜日。
本日の米国の経済指標は、雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/製造業雇用者数/平均時給とISM非製造業景況指数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、ブラード:セントルイス連銀総裁の発言(投票権なし)が予定されている。
今週の為替相場は、パウエルFRB議長の発言を受けて金融市場にリスクオフの流れが強まった事で、米ドルも日本円もユーロもそこから大きく上下に振れて、12月2日のNYクローズ時点では、ドル円は113円前半、ユーロドルは1.13割れとなっている。
本日は、米ドルと日本円の方向性や主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、米国の雇用統計の発表が重要となる。
その他、米国の金融政策への思惑や金融市場のリスク許容度、新型コロナウイルスの感染状況(新たに発見された変異株に懸念が高まる)、金融当局者や要人による発言、原油と金を中心とした商品市場、12月の月初め要因(12月入り3営業日目)、中国企業・恒大集団の経営破綻懸念、週末要因などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・22時30分:加)失業率&雇用ネット変化
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・22時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率/製造業雇用者数/平均時給
・23時15分:米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言(投票権なし)
・24時00分:米)ISM非製造業景況指数
・24時00分:米)製造業受注指数
→パウエル発言の後、米国の株価指数が大きく上下
非常に難しい局面
そんな中、週末金曜日で、米国の雇用統計の発表が行われる
■11月29日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週→主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼29日(月)→米国が感謝祭・連休明け
▼11月の月末要因(11月30日が11月月末での最後の営業日)
▼11月30日(火)&12月1日(水)→パウエルFRB議長とイエレン財務長官の議会証言(CARES法に関しての公聴会、11月30日は米上院銀行委員会→12月1日は米下院金融委員会)
▼12月の月初め要因(12月1日が12月月初めでの最初の営業日)
▼12月1日(水)→米国のISM製造業指数の発表
▼12月2日(木)→OPECプラス閣僚級会合(今回は先行して11月30日からオンラインでの開催も予定)
▼12月3日(金)→米国の雇用統計の発表
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国中心、今週は12月1日の米ISM製造業指数、3日の米ISM非製造業指数、米雇用統計の3つがメイン)
▼金融当局者や要人による発言(今後のインフレや利上げ時期を推し量る上で注目度増す、次期FRB議長にパウエル現FRB議長の再任が決定済み)
▼米ドルと日本円の方向性
▼新型コロナウイルスの感染状況(新たに発見された変異株に懸念が高まる)
▼主要な株式市場(米国中心)
▼米国の国債市場と長期金利
▼米国の金融政策(11月24日に議事録の公表を消化済み→12月15日に次回金融政策発表を予定、次期FRB議長にパウエルFRB議長の再任決定での思惑、新たな変異株を含めた新型コロナ感染状況も重要)
▼金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン、先週末に大きくリスクオフに傾いた)
▼中国企業・恒大集団の経営破綻懸念
▼原油と金を中心とした商品市場(今週12月2日にOPECプラス閣僚級会合を予定、今回は先行して11月30日からオンラインでの開催も予定)
▼バイデン米大統領の発言
▼米国の債務上限問題(次の期限は12月15日)
▼バイデン政権による景気刺激策や増税案
▼欧州の金融政策(12月16日に次回金融政策発表を予定)
▼日本の金融政策(12月17日に次回金融政策発表を予定)
▼中国政府による民間企業への締め付け問題
▼米中対立の悪化や米国による中国排除の動き
様子見
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