本日の為替相場の焦点は、『米ドルと日本円の方向性』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『明日に米国の雇用統計の発表を控える点』にあり。
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12月2日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・OPECプラス閣僚級会合(今回は先行して11月30日からオンラインでの開催も予定) ・12月3日(金)→米国の雇用統計の発表 |
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09:30 | 豪)貿易収支 |
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+110.00億 | +122.43億 | ||||||||||
16:30 | ス)小売売上高 |
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- | +2.5% | ||||||||||
19:00 |
欧)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
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+3.5% | +2.7% | ||||||||||
+19.0% | +16.0% | |||||||||||||
欧)失業率 |
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7.3% | 7.4% | |||||||||||
21:30 | 米)チャレンジャー人員削減予定数 |
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- | -71.7% | ||||||||||
22:30 | 米)新規失業保険申請件数 |
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24.0万件 | 19.9万件 | ||||||||||
米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権あり) |
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要人発言 | ||||||||||||
24:30 | 米)週間天然ガス貯蔵量 |
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- | -21 | ||||||||||
25:00 | 米)クオールズFRB副議長の発言(投票権あり) |
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要人発言 | |||||||||||
25:30 | 米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権あり) |
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要人発言 | |||||||||||
米)デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言(投票権あり) |
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要人発言 | ||||||||||||
米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言(投票権あり) |
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要人発言 | ||||||||||||
翌 06:30 |
豪)AIG建設業指数 |
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- | 57.6 | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分:米)新規失業保険申請件数
・22時30分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権あり)
・25時00分:米)クオールズFRB副議長の発言(投票権あり)
・25時30分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権あり)
・25時30分:米)デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言(投票権あり)
・25時30分:米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言(投票権あり)
に注目が集まる。
米国以外では、
・09時30分:豪)貿易収支
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・OPECプラス閣僚級会合(今回は先行して11月30日からオンラインでの開催も予定)
・12月3日(金)→米国の雇用統計の発表
・12月の月初め要因(12月1日が12月月初めでの最初の営業日)
・金融当局者や要人による発言(今後のインフレや利上げ時期を推し量る上で注目度増す、次期FRB議長にパウエル現FRB議長の再任が決定済み)
・米ドルと日本円の方向性
・新型コロナウイルスの感染状況(新たに発見された変異株に懸念が高まる)
・主要な株式市場(米国中心)
・米国の国債市場と長期金利
・米国の金融政策(11月24日に議事録の公表を消化済み→12月15日に次回金融政策発表を予定、次期FRB議長にパウエルFRB議長の再任決定での思惑、新たな変異株を含めた新型コロナ感染状況も重要)
・金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン、先週末に大きくリスクオフに傾いた)
・中国企業・恒大集団の経営破綻懸念
・原油と金を中心とした商品市場(今週12月2日にOPECプラス閣僚級会合を予定、今回は先行して11月30日からオンラインでの開催も予定)
・バイデン米大統領の発言
・米国の債務上限問題(次の期限は12月15日)
・バイデン政権による景気刺激策や増税案
・欧州の金融政策(12月16日に次回金融政策発表を予定)
・日本の金融政策(12月17日に次回金融政策発表を予定)
・中国政府による民間企業への締め付け問題
・米中対立の悪化や米国による中国排除の動き
などが重要となる。
★★★
本日は、OPECプラス閣僚級会合が行われる。
本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、複数のFRB高官の発言が予定されている。
今週の為替相場は、パウエルFRB議長の発言を受けてリスクオフの流れが強まったが、米ドルも日本円もその後に大きく上下に振れて、ドル円は112円後半で、ユーロドルは1.13前半で、12月1日のNYクローズを迎えている。
本日は、米ドルと日本円の方向性や主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、明日(12月3日)に米国の雇用統計の発表を控える点が重要となる。
その他、米国の金融政策への思惑や金融市場のリスク許容度、新型コロナウイルスの感染状況(新たに発見された変異株に懸念が高まる)、金融当局者や要人による発言、原油と金を中心とした商品市場、12月の月初め要因(12月入り2営業日目)、中国企業・恒大集団の経営破綻懸念などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・09時30分:豪)貿易収支
→豪ドルが動き出すキッカケとして注視
・22時30分:米)新規失業保険申請件数
・22時30分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権あり)
・25時00分:米)クオールズFRB副議長の発言(投票権あり)
・25時30分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権あり)
・25時30分:米)デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言(投票権あり)
・25時30分:米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言(投票権あり)
→パウエル発言の後、米国の株価指数が大きく上下
非常に難しい局面
■11月29日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週→主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼29日(月)→米国が感謝祭・連休明け
▼11月の月末要因(11月30日が11月月末での最後の営業日)
▼11月30日(火)&12月1日(水)→パウエルFRB議長とイエレン財務長官の議会証言(CARES法に関しての公聴会、11月30日は米上院銀行委員会→12月1日は米下院金融委員会)
▼12月の月初め要因(12月1日が12月月初めでの最初の営業日)
▼12月1日(水)→米国のISM製造業指数の発表
▼12月2日(木)→OPECプラス閣僚級会合(今回は先行して11月30日からオンラインでの開催も予定)
▼12月3日(金)→米国の雇用統計の発表
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国中心、今週は12月1日の米ISM製造業指数、3日の米ISM非製造業指数、米雇用統計の3つがメイン)
▼金融当局者や要人による発言(今後のインフレや利上げ時期を推し量る上で注目度増す、次期FRB議長にパウエル現FRB議長の再任が決定済み)
▼米ドルと日本円の方向性
▼新型コロナウイルスの感染状況(新たに発見された変異株に懸念が高まる)
▼主要な株式市場(米国中心)
▼米国の国債市場と長期金利
▼米国の金融政策(11月24日に議事録の公表を消化済み→12月15日に次回金融政策発表を予定、次期FRB議長にパウエルFRB議長の再任決定での思惑、新たな変異株を含めた新型コロナ感染状況も重要)
▼金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン、先週末に大きくリスクオフに傾いた)
▼中国企業・恒大集団の経営破綻懸念
▼原油と金を中心とした商品市場(今週12月2日にOPECプラス閣僚級会合を予定、今回は先行して11月30日からオンラインでの開催も予定)
▼バイデン米大統領の発言
▼米国の債務上限問題(次の期限は12月15日)
▼バイデン政権による景気刺激策や増税案
▼欧州の金融政策(12月16日に次回金融政策発表を予定)
▼日本の金融政策(12月17日に次回金融政策発表を予定)
▼中国政府による民間企業への締め付け問題
▼米中対立の悪化や米国による中国排除の動き
様子見
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