「第17回トラッキングトレード ガチンコバトル」はみごと全員プラス益で終了! 「想定内なら耐える」のがポイント
リピート系発注機能「トラッキングトレード」でおなじみのFXブロードネット。
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そのトラッキングトレードを利用した大人気トレードバトル企画、「トラッキングトレード ガチンコバトル」の第18回が、2022年1月5日(水)よりスタートしました!
4人のプレイヤーが3カ月間トラッキングトレードを運用し、その利益を競うこちらのバトル、参加プレイヤーは以下の4名です。
(出所:FXブロードネット)
“前回のバトルで1位だったプレイヤーの戦略をマネする”というFX初心者「トラトレめがね」氏、テクニカル分析に基づいたトレードを行う「チャーティスト先生」、一度トラッキングトレードを設定したら、基本ほったらかしで運用する「怠け者の楽々投資」氏、そして、ファンダメンタルズ重視で戦略を練る「ファンダメンタリスト」氏です。
トラトレめがね氏の戦略である「マネ運用」とは、マネする対象となるプレイヤーがトラッキングトレードの設定や運用停止、手動決済などをTwitterでつぶやいたのを見て、同じ行動を取るというものになります。
前回の第17回バトルの模様も当コーナーでお伝えし、終了2週間前の2021年12月16日(木)終了時点の成績までレポートしました。
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その時点では3位のチャーティスト先生と4位の怠け者の楽々投資氏は、累計実現損益から含み損を差し引くと、マイナスになってしまっていましたが、最終結果はみごと、4人ともプラス益で終了していました!
(出所:FXブロードネット)
終了2週間前に2位につけていたファンダメンタリスト氏が47万円超の利益で1位。2位は、そのファンダメンタリスト氏のマネトレードをしていたトラトレめがね氏で46万円超の利益でした。
そして、終了2週間前には、含み損を差し引くと26万円以上のマイナスとなっていたチャーティスト先生が、最終的には31万円以上の利益で3位に。さらに、なんと82万円以上の含み損があった怠け者の楽々投資氏も、最終的には14万弱のプラス益に転じていました。
トラッキングトレード取引の基本的な考え方の1つに、「想定変動幅の中での含み損は想定内なので気にしない」というのがあるのですが、まさに、含み損が増えてもジタバタせず、耐えてチャンスを待ったことが、功を奏した結果と言えるでしょう。
(出所:FXブロードネット)
第18回ガチンコバトル、各プレイヤーの戦略&開始2週間の成績は?
さて、1月5日(水)にスタートした第18回ガチンコバトルに話を戻しましょう。
トラッキングトレードは、一定の値幅で売買注文を繰り返す、リピート系発注機能の一種です。設定は、必要な4項目を指定して入力するだけ。あとは、システムが自動的に注文値幅や注文数を割り出してくれます。
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その4項目とは、こちらです。
・取引する通貨ペア
・注文を仕掛ける範囲(想定変動幅)
・「売り」もしくは「買い」
・対象資産(トラッキングトレードに使う資産)
そして、今回のバトルスタート時の4人のプレイヤーの設定は、それぞれご覧のとおり。
(出所:FXブロードネット)
4人とも、通貨ペアと「買い」・「売り」の方向は、前回のバトルスタート時と同じです。
前回1位のファンダメンタリスト氏は、米ドル/円の買い設定。2位のトラトレめがね氏はファンダメンタリスト氏の設定をマネして、同じ設定に。そして前回最下位の怠け者の楽々投資氏は、豪ドル/円の買い設定。前回3位のチャーティスト先生は、ユーロ/円の売り・買い両建てでバトルをスタートしました。
トレード開始から2週間あまり経過した1月20日(木)終了時点の成績は、このようになっています。
(出所:FXブロードネット、編集部にて一部加工)
累計実現損益1位は、断トツでチャーティスト先生。2週間あまりで22万3390円の利益を確定しています。含み損を差し引くとまだマイナスですが、もちろんそのあたりは「想定内」でしょう。
累計実現損益2位は、9万3504円の怠け者の楽々投資氏です。実は、含み損を差し引くとチャーティスト先生よりも良い成績。やはり両建て戦略は、どうしても含み損がかさみがちですから、この結果にもうなずけます。
そして累計実現損益3位は8万9545円のトラトレめがね氏。前回1位のファンダメンタリスト氏のマネ運用をしているのですが、今のところは思惑と反対の値動きが多くなっているようです。
マネをされているファンダメンタリスト氏は8万3535円で4位。マネをされている方が利益が少ないのはなぜ? どうして同じにならないの? と思われる方もいるかと思いますが、これは、トラッキングトレードの設定は同じでも、スタートのタイミングによって売買価格が変わることが理由です。
「マネ運用」ですから、トラトレめがね氏はファンダメンタリスト氏より少し遅れてトラッキングトレードをスタートすることになります。そうすると、運用し始める価格が少しずれますので、値動きによっては約定回数が変わってくるのです。
下の図は、第18回バトルがスタートした時点のファンダメンタリスト氏、トラトレめがね氏それぞれの新規・決済約定のタイミングを1時間足チャートに表示したもの。注文の値幅は同じでも、約定価格がわずかにずれていることがわかります。
※緑色の印が新規買い注文、ピンクの印が決済売り注文
(出所:FXブロードネット、編集部にて一部加工)
2022年に入ってからの相場は、2021年末に多くのトレーダーが予想したのとは異なる展開になっているようですが、ガチンコバトルプレイヤーたちにはどう影響してくるのでしょうか。戦略の見直しや運用停止はあるのか? 引き続き、注目したいと思います。
裁量トレードでも賛否両論ある「両建て」戦略をトラッキングトレードで行うには?
スタートダッシュを決めているチャーティスト先生ですが、その戦略の特徴は、なんといっても「両建て」です。
チャーティスト先生は第11回のバトルから両建て手法をメインにバトルを戦っていますが、第11回~第17回の累計実現損益はなんと346万9805円と、こちらも堂々の第1位です。
(出所:FXブロードネット)
「両建て」は裁量トレードでも賛否両論ある手法。「売り」と「買い」のポジションを同時に持っていますから、相場状況がどうであれ、「売り」か「買い」の少なくともどちらかは常に含み損を抱えていることになります。よくタイミングを見計らってどちらかのポジションを解消しないと、結局利益を減らしてしまうことにもなりかねません。
そんな難易度の高い手法を、自動売買のトラッキングトレードで行うなんて、大丈夫? とちょっと心配になりますよね!?
そこでFXブロードネットの公式サイトでは、ガチンコバトルのコーナーで「買い設定と売り設定の同時運用は有効か!? 利益獲得の仕組みを解説!」と題したレポートを公開して、トラッキングトレードでの「両建て」手法のコツやポイントをレクチャーしてくれています。
(出所:FXブロードネット)
レポートによると、やはりポイントは「最終的にトータルプラスを狙う」ということのようです。
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●全部勝てるとは言わないけれど(それは当然のこと)、トータルではみんなプラス。そんなFXトレードバトルを紹介!
また、「トラッキングトレードで同じ通貨ペアの買い売り同時運用の場合、必要となる資金は片側分あれば運用できる点も、資金効率の面においてメリットでもあります」という記載も。ガチンコバトルのように期間や資金に制限がある場合には、資金効率の良さがより重要になってきそうです。
こちらのレポート、およびチャーティスト先生の戦略を紹介したページでも、「両建て」が有効な相場や、具体的な戦略について公開されていますので、裁量トレード派の方もぜひ、参考にしてみてくださいね。
また、ガチンコバトルの模様はFXブロードネットの公式Twitterでも報告されており、特に、設定の変更や運用停止・再開などの動きについてはその都度つぶやかれます。
ですから、一般のユーザーがトラトレめがね氏のように、各プレイヤーのマネ運用をすることも可能です。こちらもぜひ、チェックしてみてください!
(ザイFX!編集部・上岡由布子)
(※各種キャンペーンの詳しい条件、期間などについては、FXブロードネットの公式サイトなどで必ずご確認ください。キャンペーン条件が変更されたり、キャンペーン期間が延長されたり、キャンペーンが終了したりすることなどがあります)
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