プレイヤー4人中3人が運用停止をしていた「第17回トラッキングトレード ガチンコバトル」、その後はどうなった?
2021年10月4日(月)から始まった、FXブロードネットの「第17回トラッキングトレード ガチンコバトル」。
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FXブロードネットのリピート系発注機能「トラッキングトレード」を使って4人のプレイヤーが3カ月間という限られた期間FX取引を行い、最終確定利益を競い合うという大人気企画です。
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参加しているプレイヤーは、“前回のバトルで1位だったプレイヤーの戦略をマネをする”という戦略の、FX初心者「トラトレめがね」氏、テクニカル分析をもとにトレードを行う「チャーティスト先生」、一度設定したら基本ほったらかしで運用する「怠け者の楽々投資」氏、そして、ファンダメンタルズ重視の「ファンダメンタリスト」氏の4人。
(出所:FXブロードネット)
当コーナーで前回紹介したのは10月28日(木)までの戦績で、その時点ではプレイヤー4人中3人がトラッキングトレードの運用を停止しているという事態になっていましたが、その後はどうなったのでしょうか。
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要人発言やオミクロン株騒動などで、相場にも結構動きのあった期間ですから、各プレイヤーがどんな戦略をとっていったのか、気になるところです。
さっそくチェックしてみましょう。
ファンダメンタリスト氏が1位に躍進、2位はそのマネをしているトラトレめがね氏
まず、12月16日(木)終了時点の成績です。
(出所:FXブロードネット)
こちらのランキングは、12月16日(木)の実現損益順になっていますが、ここでは累計実現損益を見ていきたいと思います。
1位は累計実現損益が45万3158円のファンダメンタリスト氏です。米ドル/円の買い運用でバトルをスタートしたファンダメンタリスト氏。前回当コーナーで途中経過をお知らせした時点では3位で、含み損が少ない状態で運用停止とポジションの全決済を行い、様子を見ていました。
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その後、米ドル/円相場が上昇傾向となり、ファンダメンタルズ的にもさらなる上昇が見込めそうな状況と踏んで、11月1日(月)に米ドル/円の買い運用を再開しました。そこからは設定の変更や停止もなく、現在(12月16日終了時点)に至っています。
(出所:FXブロードネット)
2位は累計実現損益が44万3976円のトラトレめがね氏です。トラトレめがね氏は、ファンダメンタリスト氏のマネ戦略を取っているため、ファンダメンタリスト氏とほぼ同時に米ドル/円の買い運用を再開しています。
3位のチャーティスト先生と4位の怠け者の楽々投資氏は含み損が気になる!? 今後の戦略に注目!
3位は累計実現損益が41万5406円のチャーティスト先生です。ユーロ/円の買いと売りの両建て運用でバトルを開始したチャーティスト先生。前回当コーナーでお知らせした途中経過では首位を走り、38ポジションを残したまま、ユーロ/円の売り設定のみ運用を停止していました。
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その後、11月1日(月)にはユーロ/円相場の下落にともない買い設定の停止レートに達したため、12ポジションを残したまま買い設定も停止しました。
そして、11月10日(水)に、残っている売りポジション38のうちの19について、指値のみの設定となっていたものを指値・逆指値のOCO注文に変更したところ、その日のうちに相場が上昇し、利食い16ポジション、損切3ポジションで約定しました。
【速報・ポジション決済】
— トラッキングトレード (@tracking_trade) November 10, 2021
チャーティスト先生です。先ほど決済レートを変更したユーロ円の売り19ポジションの決済買いOCO(指値130.60円 逆指値130.785円)が130.786円で約定しました。利益は140,077円です!残っている保有ポジションは買い12・売り19ポジションです。 pic.twitter.com/59FTaZ8z18
そこで翌11月11日(木)にはユーロ/円の買い運用を開始。この設定は、12月1日(水)に停止レート割れまで相場が下落したため、現在は運用停止とし、ポジションは保有中となっています。
(出所:FXブロードネット)
しかし、それより以前の11月16日(火)の時点で、売り設定の方の残りの保有ポジション19をすべて利確しているため、現在は売りも買いも運用停止で、買いポジションが33残っている状態となっています。
67万円強の含み損が気になるところですが、実は、前回第16回のバトルでもそんな場面があり、FXブロードネットの公式サイトで対処方法の解説もされていました。
【参考記事】
●FXブロードネットのトラッキングトレードで第16回ガチンコバトル開始!1年3ヵ月で300万円以上の利益も!
そして4位は累計実現損益が36万5399円の怠け者の楽々投資氏です。豪ドル/円の買い設定でバトルをスタートした怠け者の楽々投資氏は、前回当コーナーで途中経過を紹介した際、唯一運用停止をしていないプレイヤーでした。
怠け者の楽々投資氏は「設定後は、停止レートに到達しない限り、ほったらかしで何もしない」という戦略なので、めったに設定変更や運用停止を行うことはありません。
しかし、11月29日(月)に、停止レートに達していないにもかかわらず、珍しく運用を停止。理由は新型コロナウイルスの変異株、オミクロン株の出現です。
【速報・運用停止】
— トラッキングトレード (@tracking_trade) November 29, 2021
怠け者の楽々投資です。新型コロナウイルスの変異株の出現から、リスク回避の円買いで、停止レート近辺まで急落した豪ドル円ですが、その後も不安定な値動きが続いているので、一旦運用を停止して様子を見ます。怠け者の楽々投資の設定内容はコチラ→ https://t.co/DiBcgQV1IE pic.twitter.com/NGAnehzG8m
そして、残っている41ポジションはそのまま保有し、含み損約83万円を抱えて現在(12月16日終了時点)に至ります。
というわけで、この1カ月半は相場が急変する場面も多かったことから、各プレイヤーとも戦術の見直しや設定の変更を余儀なくされ、非常に見ごたえのあるバトルとなりました。
残り期間は2週間。このあと、含み損となっている保有ポジションをいつ決済するのか、短期間での運用再開はあるのか、最後まで目が離せません。
急変の多い相場に翻弄されずに運用するには? 充実のコラムは一読の価値あり!
FXブロードネットの公式サイトでは、トラッキングトレード ガチンコバトルの状況に即した内容のコラムを毎週公開しており、その内容はトラッキングトレードの利用者だけでなく、裁量トレーダーにも役立つものが多いです。
たとえば、オミクロン株の出現などで不安定な値動きが多くなっている「第17回ガチンコバトル」中に公開されたコラムでは、「トラッキングトレードを停止するときの判断」や「相場に翻弄されない運用をするためのポイント」といったテーマのコラムが公開されています。
(出所:FXブロードネット)
(出所:FXブロードネット)
「相場に翻弄されない運用をするためのポイント」の内容を少しだけ紹介すると、「『急激な相場の変動もあり得る』ということを想定」し、「想定変動幅を広めに設定しておくことが重要」ということですが…。
(出所:FXブロードネット)
具体的に広めってどのくらい??? そのあたりはぜひ、FXブロードネットの公式サイトでチェックしてみてくださいね。
また、自分で具体的な戦略を立てるのが難しくても、バトルプレイヤーのトラトレめがね氏のように、ほかのプレイヤーの戦略をそっくりそのままマネてトラッキングトレードを運用することも可能です。
トラッキングトレードガチンコバトルでは、トラッキングトレードの設定内容や設定の変更、運用停止などを、各プレイヤーがその都度公式Twitterで報告してくれますので、一般ユーザーもそれを見て、マネ運用をすることが可能なんです。
【参考記事】
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実際に運用はしなくても、Twitterをフォローしておけば、どういったタイミングで、どういう根拠で、どんな戦略を取るのか。その戦略がその後、有効だったか否かなど、学べる機会がたくさんあります。
バトルの行方を見守りつつ、自身のトレードにも役立ててみてはいかがでしょうか。
(ザイFX!編集部・上岡由布子)
(※各種キャンペーンの詳しい条件、期間などについては、FXブロードネットの公式サイトなどで必ずご確認ください。キャンペーン条件が変更されたり、キャンペーン期間が延長されたり、キャンペーンが終了したりすることなどがあります)
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