昨日はアジア時間でドル相場が低調だった。その流れを引き継ぎ、欧州時間でもドルは安値攻め。ニューヨーク序盤ではドルが一段安し、ユーロドルは1.07台乗せ寸前のところまで上昇し、ドル円は132円台にまで差し込んだ。その後もドルの上値の重さは変わらず。
私もいうに違わず、朝からドルブルだった。前日のドル金利上昇で、ドルブルにはフォローの風だ。しかも134円台とあり、年末までには135円台に乗せてもおかしくはない状況だった。
それで朝からドルロングが不用意に貯まりすぎたせいもあるからなおかもしれない。ドル円はひたすら重たかった。私も買いたいのを我慢に我慢を重ねてようやく134.25で買ったのだが、いいところは全くなかった。134円台割れで全部投げた。
ドル円は13.770あたりまで下がってステイしたが、まったく戻る気配を示さなかった。それで欧州市場に移ったのである。ドル金利は前日の上昇の反動を受けて、やや軟化。それを受けて米国株は上昇した。しかしすでに株式市場では現物受け渡し日は来年に入っており、フレッシュなフローが出てくるには、まだ材料不足なようだ。
今日はいよいよ今年最後のセッションだ。だから最後のポジション調整が出てくる。となるとドルのリスクはダウンサイドにあるのかも。
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