介入もどきのドル円の急落があっても、やはり149円台に戻ってきてのプレイとなった。そもそも買いたいと思っていた人たちも冷静さを取り戻して、着実に押し目を拾っている模様だ。介入が出てもこんなものかと思ったら、絶好の押し目に見えてしまうのだろう。またクロス円の方でも良いディップとなったようで、しっかりとビッドが入ってきている。
ニューヨーク時間ではADPの雇用指数が弱めに出たので、労働市場のタイト感緩和の期待だけが高まった。まだ本番の雇用統計を見なければどうにもならないという姿勢に変わりはないが、続いてきた長期金利の上昇は小康状態を得た。
ところで日本の長期金利が0.80%台に乗ってきたからといって騒いでいるが、この間の米国債の利回り上昇に比べればそれほども大きく変化したわけではない。そもそも火曜日の定例の10年債の入札ではクーポンが0.8%で設定されたので、そちらの方が驚きだった。
前月の入札ではクーポンレートは0.4%だったから、倍増というわけだ。確かにここ10年以上も目にしていないクーポンレートではある。しかし市中の流通利回りが0.75%を越えてきた今となっては、致し方のないことである。
もちろん長期債に伴うクーポンの支払い利率を安く設定することはできる。しかし入札時では流通利回りに見合うように額面割れをきたすことになる。これは本来、お金がないから資金集めをするのが入札の目的なのに、必要な額を集められないではその目的にかなわない。したがってクーポンは自由に決めていいといいながら、市場の実勢に合わさないといけないことになる。
日本時間 15時00分
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2023年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください |
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