昨日はドル円が148円台の前半で始まったが、欧州時間、ニューヨーク時間と149円台を回復した。やはりドル買いの腰は強いものと見える。目先の指標がどうあろうとも、直近の政策金利の差がものを言っているようだ。ドル金利は来年には切り下がっていくことを見込まれているが、単に高水準の金利が長期化するのを嫌がっているだけのようにも思えるのである。
「長期金利が上がってきたから、その分だけ引き締め効果が出ているので、実質的には利上げしているのと同じだ」という考えが繰り返し述べられているが、これは短期金利を活用する企業と長期金利を利用する企業との違いを明確に判別していない学者的な意見と言えるだろう。
多くの場合はどちらかの金利体系に依存する。したがって短期金利の引き上げが効いてくる企業もあれば、長期金利の上昇で悲鳴を上げるところもある。そもそも中央銀行は短期金利が誘導目標なのであり、それを介して長期金利もコントロールしたいというのが当局の思惑である。それが上手くいかなくてグリーンスパン議長は「長期金利のなぞ」といって嘆いていたのは記憶に新しい。
実際のところを見ても、雇用統計の後には10年債の利回りは25ベーシスほど下がっているが、だからといってもう利下げは実質的に終了ということにはなっていない。とにかく金利が下がる方向に期待を込めて反応しやすいマーケットだが、今晩のPPIとFOMC議事録はその支えたとなるかどうか。
日本時間 15時00分
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2023年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください |
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