ドル円は早朝に150.35くらいまで進んだ後は押されはしたものの、実に底堅い動きとなった。150円台ではかなりステーブルとなって、欧州地盤でやっとフレッシュ・ハイに向かった。とくに150.50テークンからは着実に値を上げていった。途中でなんちゃって介入みたいなのが出てちゃちゃが入った感じもあったが、すぐに値を戻して海外市場での材料待ちとなった。
昨日はGDPが出た。予想を上回ると考えられていたが、やはり良い結果であって、全体でプラス4.9%だった。年後半もリセッションが起こると言われ続けてきただけに、この数字はある意味では驚異的だった。これだけ腰の強い国内経済を専門家は誰も予想できなかったのか。
少なくとも年の中盤には見えていたはずで、それからでも遅くはなく修正でもすれば良かったのにとさえ思ってしまう。もはや来年の第1四半期での利下げは完全に払拭されており、あるとしたら第2四半期以降。短期金利の先物状態はそれを物語っている。
GDPの良かったのは確実にドル金利上昇の材料だった。しかしECBの利上げ見送りや7年債の入札の好調だったことなどの長期金利の下落要因の方が勝ったようである。ドル金利は上がりきれずに、むしろ下がってきた。それまで強かったドル相場も、利食い売り優勢の展開となった。
今晩は大きな材料がないかわりに、GDPの中身を再検討する場となろう。果たして長期金利が今の押し込まれた水準でいいのかどうか。再び見直しベースで5.0%の方向に向かって進むのか。長期金利の反転・上昇が確認されたら、ドル相場は一段高を演ずることになるだろう。
日本時間 15時00分
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2023年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください |
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